日野市には東京都の障害者入所施設が3つあり、古くから地域移行や障害者運動が盛んな地域でした。それらの施設から出て地域で暮らしたいという障害者が増えてくる中で日野市の要請もあり、「誰もが当たり前に暮らせる社会づくり」を目指して97年12月に自立生活センター日野が設立され、障害当事者が責任者となって地域で自立生活を希望する障害者の支援を始めました。主に介助派遣、ピアカウンセリング、自立生活プログラムを中心に権利擁護を視点としたサービスを提供してきました。地域で生活する障害者をこれらのサービスを提供することで支えるとともに、行政や企業などへの働きかけも行ってきました。主な行政とのかかわりは、障害者福祉計画の策定や障害者自立支援協議会への参加、交通バリアフリー基本構想計画の策定、ユニバーサルデザイン推進条例の策定などに委員として当事者の視点に立って街づくりや公共交通問題に積極的に取り組んできました。日野市に差別禁止条例の制定を目指し講演会活動を行い、2014年10月から「障害者差別をなくす日野市条例づくりの会」を立ち上げ、他の障害者団体と連携して条例制定を目指して事務局として学習会や講演会活動、通信の発行などを行っています。その他、入所施設の苦情解決委員として入所者の権利擁護に関わったり、ピアカウンセラーの育成や、海外の障害者リーダーの育成や自立生活センター設立の支援などを行ってきました。
その中でこれまで自立生活センターで行ってきた移送サービス事業を2006年からNPOサポート日野に移し、車椅子を利用する障害者の移動支援を開始しました。また、自立生活センターの理念を共有しそれまで行ってきた相談業務のノウハウを生かしながら、○○年から相談業務を開始し現在障害者総合支援法に基づく特定相談支援事業、一般相談支援事業を行いサービス等利用計画の作成など様々な相談業務も行っています。
NPOサポート日野は自立生活センター日野と共同して活動しております。

福祉有償運送による移送サービス事業
障害者総合支援法に基づく特定相談支援事業
障害者総合支援法に基づく一般相談支援事業
その他の相談支援事業

実績なし

無