財団法人　北國総合研究所は、平成６年８月に株式会社北國新聞社と株式会社北國銀行、学校法人金沢学院大学が協力して設立した、民間ベースによる公益法人のシンクタンクです。金沢大学や金沢学院大学をはじめ、県内の大学の教授らが研究員を務め、主に経済や文化の発展、まちづくりに向けた研究・調査活動に取り組んでいます。近年の主な活動実績としては、企業等農業参入意向調査、金沢都市圏構想詳細調査、金沢ブランド発信検討調査、「体験・学習型」観光素材基礎調査、白山市文化遺産調査業務、「金沢創造都市会議」事務局業務などがあります。
代表者である、飛田秀一理事長は、石川県に本籍地をもち、昭和３９年３月に早稲田大学第一政治経済学部新聞学科を卒業、同年４月に北國新聞社へ入社しました。昭和５５年に本社編集局政治部長、同６０年に編集局長に就任しました。また、同年８月に取締役編集局長、翌年６１年に常務取締役編集局長、同年１２月に専務取締役編集局長、平成元年３月に代表取締役専務・主筆を経て、同３年１月に代表取締役社長・主筆に就任し、現在に至ります。学校法人金沢学院理事長、社団法人金沢経済同友会代表幹事、財団法人石川県芸術文化協会会長、財団法人石川県美術文化協会会長、財団法人北國総合研究所理事長などを兼務しています。

県内を中心に産業情勢、企業経営、地域開発に関する各種の調査・研究や情報収集を行うとともに、県内外の関係団体、企業、あるいは個人に対して情報提供することによって、地域の健全な発展に尽力しています。国、地方自治体、商工団体などからの都市づくり・街づくり、地域振興ビジョン、地域活性化などの各種調査・研究・計画策定の受託をしています。自主研究としては、地域の経済、開発、社会、文化などに関する独自研究を実施しています。また、会員を対象に、特別企画（地元企業の紹介特集）、総研調査（景気動向、設備投資動向など）、総研研究員寄稿、経済インタビュー、北國新聞政経懇話会講演詳録、金融・経営情報、コラムなどを掲載した定期刊行物(季刊情報誌『北國TODAY』A４判、５０ページ）を年４回送付しています。また、企業・商店経営に役立つ最新の情報、経営破たん情報、講演会の案内告知など掲載したウィークリーレポート（A４判、２ページ）を毎週月曜日にEメール、またはファクスで会員に送付しています。その他、会員を対象に講演会、ビジネスセミナーを開催。その他、ホームページ「北國いい情報」の運営を行っており、同ホームページでは、地銀ネットワークサービス（株）が発信する総合的な最新の経済情報で、金融から労務まで企業経営に役立つ情報を掲出しています。また、市場調査や経済活動に関する各種調査にも取り組んでいます。

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