知的障害などにより判断力が十分でないために、騙されたり、金銭搾取や体罰など虐待を受けたり、犯罪に巻き込まれたりするなど社会的に理不尽な目に遭う人たちが少なくありません。
　そういう判断力が十分でない人たちとその家族とそれらの人たちを支援する人々も、地域でその人らしく安心、安全で幸せに暮らすために、また支援活動するためにその人々の権利擁護や成年後見制度の啓発、相談と支援が必要不可欠です。
　船橋市手をつなぐ育成会では、これらの問題に自ら取り組むために、平成16年に権利擁護委員会を設置し、検討を続けてきました。そして、船橋市手をつなぐ育成会に所属していないけれど、判断力が十分でない人々にとっても重大な問題であるとし、NPO法人を取得することで、会員以外の方にも信頼され、利用してもらい、お互い支えあい、また、社会的支援も得られると結論づけ設立いたしました。
　

・権利擁護など悩みの相談
・成年後見制度の情報収集、発信（うえるかむ通信の発行、学習会などを行います）
・成年後見制度に関する相談（どんな後見人なら安心ですか？第三者の後見人とはどのような人？）
・成年後見制度利用のお手伝い（後見申し立ての書き方・追加選任のご相談）
・成年後見人のご紹介（PACガーディアンズはじめ、専門家への橋渡し）
・成年後見人受任　
・「親心の記録」の書き方相談（親が生きている間に本人の情報（嗜好、趣味、服薬、健康などを書　いておきます）
「親心の記録」の預かりサービス（書き終えたノートをお預かりします）

権利擁護及び地域生活支援と成年後見申し立て及び受任に関する相談事業として
・権利擁護や生活支援に関して、電話や面談での相談を受ける。権利侵害への対応、支援
・成年後見制度申し立ての支援
・成年後見制度利用支援と受任

啓発活動として
・成年後見制度及び権利擁護などの「学習会」等
・冊子「わかりやすい成年後見制度」の作成と発行等
・広報誌「うえるかむ通信」発行

なし

無

1名

 

 

 

2011年1月8日