未だ記憶に新しい平成２３年３月１１日の東日本大震災｡
あの未曾有の事故により福島第一原子力発電所の放射能漏れ問題など従来のエネルギー生産・管理システムに疑問の声が上がるようになり、その一方で旧態システムに代わるものとして、より人や自然に優しいエネルギー生産システムへの転換を求める声を頻繁に耳にするようになった｡

そんな折、被災地である東北に拠点を置く東北大学を中心として「東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト(NETプロジェクト)｣が発足｡
同プロジェクトにおいて宮城県内陸部では大崎市鳴子温泉地域が選定され温泉熱源を始め未だ見落とされている自然エネルギーに着目、これら自然エネルギーを活用し地域での「エネルギーの地産地消」を目的とし、主に2種類の研究・事業を行うことが決まった。本団体はこの活動を継続し、地域に根付いた事業として当該地での雇用を生むよう育てていく意向である。

平成２８年３月末日までは､主に東北大学の研究グループ主導で研究から事業化への足掛かりを模索していくが､同年４月にはその研究事業を大崎市に委譲､以降は大崎市主導で維持･運営管理を行っていくことが決まっている｡

上記事業に関わる組織づくりを検討していたが任意団体や会社組織といった形態ではなく､地域住民や自然エネルギー事業に関心ある人をより積極的に巻き込みたい、本プロジェクトの動きを知らない・これから自然エネルギー関連事業に参加したい方でもNPOなら入会や賛助を行いやすいとの考えから､より周囲の人間の参加が容易だと思われる特定非営利活動法人の設立が望ましいという考えに至り設立と相成った｡

平成２４年９月１日 東北振興次世代エネルギー研究開発プロジェクト(.NET)キックオフシンポジウム参加
平成２４年１１月６日 東北大学主催　鳴子温泉中山平地域説明会　開催
平成２５年３月１１日 NET 第一回国際シンポジウム参加
平成２５年３月１５日 東北大学・野村総合研究所主催　｢鳴子温泉における再生可能エネルギーを使った地域活性化の可能性を考える」説明・意見交換会参加
平成２５年６月２７日 東北大学主催　中山平温泉地元説明会参加
平成２５年８月１日 熊本県阿蘇中央高等学校並びに菊池農業高校教諭による白イチゴ栽培含めた地域特産農産物作りについての説明・意見交換会参加
平成２５年１０月９日 大崎市・東北大学フォーラム
「温泉熱と再生可能エネルギーを使った地域産業創出の可能性」説明・意見交換会参加
平成２５年１０月２２日 新潟県村上市　バイオマス発電及びパッションフルーツ栽培視察
平成２５年１１月２９日 NET 第二回国際シンポジウム参加
平成２５年１２月９日 南相馬ソーラーアグリパーク視察
平成２５年１２月２０日 特定非営利活動法人 設立決起集会 開催
平成２６年５月２５日　特定非営利活動法人 設立総会 開催
平成２６年２月２４日 法人成立

(1)特定非営利活動に係る事業
①自然エネルギーを活用した発電ならびに各種事業開発
②自然エネルギーに関する調査・研究
③自然エネルギーを利用した地域の特産品づくり並びに加工・販売事業
(2)その他の事業
　　　　①源泉の維持・管理等にかかる委託事業
　　　　②発電装置の企画・開発品の販売事業
（都度修正予定）

（近日中に記載予定）

（近日中に記載予定）

無