社会福祉法人コロロ学舎は、杉並にあるコロロ発達療育センターを前身として設立された自閉症や広汎性発達障害のある障害者の生活を支援する法人です。センター設立から十数年を経て、親の高齢化を見据えた「成人のための実践機関をぜひ」という時の趨勢に応え誕生したのが瑞学園です。コロロ学舎の設立により、幼児期から成人期までの言語認知障害児・者に対するトータルケアとしての実践モデルが整いました。
【社会福祉法人コロロ学舎　沿革】
1998年10月　社会福祉法人コロロ学舎として認可される
1999年10月　瑞学園（みずきがくえん）開設（入所定員60名　短期入所8名）
2002年　7月　生活寮「ベガ」開設（定員4名）
2003年　4月　東京都障害者(児)通所訓練事業地域デイグループ「スウィング」開室（定員20名）
2003年　8月　重度生活寮「アルタイル」開設（定員4名）
2004年12月　「そうせい学苑」開設（通所定員　90名)
2005年10月　グループホーム「シリウス」開設（定員4名）
2006年　6月　単独型短期入所施設「千種館」開設（定員16名）
2008年　4月　ケアホーム「アルタイル」開設（定員21名）
2010年　4月　新法移行に伴い「そうせい学苑」を「瑞学園」へ統合
　　　　　　　（定員　生活介護150名　施設入所支援60名　短期入所8名）
　　　　　　　東京都障害者（児）通所訓練事業地域デイグループ「ＥＴ教室」開室（定員20名）
2013年　4月　「五乃神学園」開設（定員　生活介護60名　施設入所支援40名　短期入所5名）
　　　　　　　　　　　　　　　　　（放課後等デイサービス事業　10名）
　　　　　　　「ＥＴ教室」「スウィング」放課後等デイサービス事業に移行（定員各10名）
　　　　　　　子育て支援事業「ころろ子ども探検隊」開設
　　　　　　　「瑞学園（生活介護130名）に定員変更
社会福祉法人コロロ学舎　理念
○誰一人として排除しない：「対応困難の度合いの大きい人から優先的に受け入れる」その場にいるみんなで生きていくことがノーマライゼーションにつながる
○みんなは一人のために、一人はみんなのために：「人は集団の中で生きていくもの」一人のために皆が協力してよい集団を作る、集団が良く機能するよう一人ひとりが譲りあう
○療育とは科学であり技術であり生活文化である：「科学的に裏づけされた理論と技術なくして良い療育はありえない」　療育を生活に溶かし込んでいくことで生活の質が高められる
○療育の主体は親である：「コロロメソッドは在宅支援プログラムでもある」親がMT(Mother Teacher),FT(Father Teacher)として主体的に療育に携わることが地域で暮らすことにつながる

【理事長　石井　聖　経歴】
1940　東京生まれ　　慶應大学文学部および法学部卒業
1965　立川市役所福祉事務所勤務
1974　知的障害者福祉司となる
1979　市立ドリーム学園園長（財）日本愛護協会認定治療教育士一級

社会福祉法人コロロ学舎が運営する「瑞学園」「千種館」「五乃神学園」「アルタイル」「スウィング」「ＥＴ教室」「ころろ子ども探検隊」ではそれぞれ以下のような事業を実施しています。
「瑞学園」生活介護　施設入所支援　短期入所【併設型】
「千種館」短期入所【単独型】
「五乃神学園」生活介護　施設入所支援　短期入所【併設型】　放課後等デイサービス
「スウィング」「ＥＴ教室」放課後等デイサービス
「ころろ子ども探検隊」統合保育

主に成人の知的障害者の支援を行っています。
コロロ学舎の活動は、自閉症、広汎性発達障害児・者のために理事長が開発した療育プログラム（コロロメソッド）の実践を主軸においています。「集団行動プログラム」「概念学習プログラム」「発語プログラム」「適応行動プログラム」を活動の中で実践しています。
自閉症や広汎性発達障害のなかでも強度行動障害を併せ持つ、受け入れの困難な方から受け入れるという理念の実践は瑞学園の開所時から続いています。どんなケースの方でも、集団生活を通して行動が改善し落ち着いた生活を送ることができるようになります。
どの事業所でも療育活動（歩行トレーニング、概念学習、ダイナミックリズム）を中心に、作業活動、生活指導、余暇支援（旅行、クラブ活動など）を行っています。
2013年度からは、放課後等デイサービスを各事業所で行っています。地域の障害児の放課後や休日を充実したものとするために、療育活動とともに楽しんで参加できる活動をめざしています。

実績なし

無