大豊シャクヤクの会(任意団体)

基礎情報

団体ID

1572984944

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

大豊シャクヤクの会

団体名ふりがな

おおとよしゃくやくのかい

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

代表者役職

会長

代表者氏名

薬師 敏宏

代表者氏名ふりがな

やくし としひろ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

789-0164

都道府県

高知県

市区町村

長岡郡大豊町

市区町村ふりがな

ながおかぐんおおとよちょう

詳細住所

八畝434大谷様方

詳細住所ふりがな

ようね おおたにさまがた

お問い合わせ用メールアドレス

otoyo.peony@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2013年10月13日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

高知県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

3名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

高齢者、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、環境・エコロジー、観光、農山漁村・中山間、食・産業、漁業、林業

設立以来の主な活動実績

[活動実績]
 平成25年10月までに、八畝の棚田2枚分約250m2の農地を整備し、11月までに大勢の協力者(地域住民、土建会社、国交省産地砂防事務所、大学生(高知大、筑波大、同志社大)、高知大学教員)とともに合計85品種275株を植え付けました。定植後の管理も十分に行なうことができてり、平成26年5〜6月には数品種の開花を見ることができました。                     
 一方、平成25年10月までに数回、ヤマシャクヤク・ベニバナヤマシャクヤクの自生地の現状を確認し、作業道の整備や除草や間伐を行ないヤマシャクヤクの生息に適した環境整備を行いました。また、種子を採取し、播種し、増殖を行なっています。採取した種子の一部は、高知大学農学部にて増殖率向上を目的とした試験研究を行っています。
 平成26年度には、新たに約600m2の耕作放棄地を開墾し、73品種303株のシャクヤク定植を11月に行ないます(セブンイレブン記念財団の助成金より実施)。シャクヤク園予定地は、5月に開墾が済んでいるため、定植までの間、少しでも景観を良くするために、ヒマワリとトウモロコシを植えました。これらは収穫後に緑肥として土に帰すことで、土壌を豊かにします。
 8月のトウモロコシの収穫の際には、高知大学と連携して、収穫ツーリズムを開催して、地キビの可能性について探りました。
 さらに、9月には別の耕作放棄地(約100m2)も開墾し、これまでに合わせて9枚、約950m2の耕作放棄地を解消し、緑化や植花によって地域の景観向上や美化活動に取り組んできました。

[設立の経緯]
 八畝集落から臨む棚田は多くの写真家の足を留めさせ、有数の棚田写真撮影スポットとして知られています。ところが、八畝でも高齢化や後継者不在によって耕作放棄地や休耕田が増えてきています。大豊シャクヤクの会では、長期にわたって耕作がされずに荒れた棚田を復活させ、地域の景観を保全し、様々なシャクヤクの花が咲く美しく豊かな集落を取り戻したいと考えて設立されました。最終的には、耕作放棄地をなくし、観光で来てくれる方々にもおもてなしができる集落にしたいと考えています。

[代表者の略歴]
1939年生まれ、現大豊町議会議員

団体の目的
(定款に記載された目的)

(1)大豊町内に自生する希少種であるヤマシャクヤク(準絶命危惧種、大豊町指定天然記念物)とベニバナヤマシャクヤク(絶命危惧種II類)の保護活動                      
(2)大豊町八畝集落の耕作放棄地をシャクヤク園等として整備し、棚田の景観を保全する活動   
これらの活動等を通じて、大豊町八畝集落を元気にすることを目的としています。   

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

2014年では、団体設立の目的を達成するために、以下の4点において活動を行っています。
1、ヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクの保全活動
 ヤマシャクヤク・ベニバナヤマシャクヤクの自生地の現状を確認し、作業道の整備や除草や間伐を行ないヤマシャクヤクの生息に適した環境整備を行いました。また、種子を採取し、播種し、増殖を行なっています。採取した種子の一部は、高知大学農学部にて増殖率向上を目的とした試験研究を行っています。
 平成26年度(2014年度)では、ベニバナヤマシャクヤクの自生地の監視・管理を行います。最近、新たに道ができたため、盗掘が予想されることから、個体の移植を行ない、保全に務めます。また、自生地維持に問題のないレベルで種子を採取し、増殖に務めます。

2、シャクヤク園芸品種の栽培
 平成26年度では、既園地の管理を十分に行なうとともに、10年以上耕作されなかった棚田5枚分およそ500 m2を開墾し、セブンイレブン記念財団からの助成金を用いてシャクヤク園として整備する計画です。

3、地キビ栽培と観光化
 地キビとは、大豊町において江戸時代から栽培が継承されている硬粒種トウモロコシです。近年では、スイート種やスーパースイート種に押されて栽培量は減少し、自家消費に細々と栽培されています。そのため、幻のトウモロコシになっています。しかしながら、昔ながらの味のトウモロコシを好む方や自然志向の強い方には根強い人気があるのも事実です。
 大豊町には「地キビ文化」(栽培と利用に関する文化)が残っていますが、生産者および消費者の高齢化によって消失する危険があります。平成26年度では、地キビを残すべき地域資源と捉えて、地域食材の復興と保全を目的に、新たに地キビ栽培と観光化の事業を行ないます。

4、耕作放棄地の多目的利用
 シャクヤク栽培や観光シャクヤク園に適さない場所があるため、耕作放棄地をなくし景観を保全することに主眼をおいて、野菜栽培や炭焼き小屋設置を行ないます。また、今後も新たな発想のもと、有効な土地利用を検討していきます。

現在特に力を入れていること

新たな発想の元に、耕作放棄地を減らす方法とその維持管理
 そのために、一つ地キビに注目しています。古くから栽培が行なわれているため、この地によく適応しており、栽培容易です。また、加工特性が非常に優れるため、貴重な地域資源としてブランド化が見込めると考えています。

炭焼き
 放置竹林は八畝でも見られますが、重要な地域資源として利用することを考えています。その一つが「竹炭」です。土中に帰すことでCO2を埋没させて地球温暖化防止に貢献(クルベジ農法)できます。また、土壌の物理性も改善します。もう一つが竹チップです。竹チップ(堆肥)は被覆資材や土壌改良資材として作物栽培に有効です。

大学との連携
 高知大学の学生ボランティアを受入れて、開墾した耕作放棄地で野菜栽培をしてもらっています。学生側からは経験を通して多くを学び、地域としては草刈りなど手伝ってもらい好評である。このような活動も組織化できないか検討している。

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

セブンイレブン記念財団(平成26年度)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

高知大学

行政との協働(委託事業など)の実績