庄内海岸いきもの調査グループ(任意団体)

基礎情報

団体ID

1590857403

法人の種類

任意団体

団体名(法人名称)

庄内海岸いきもの調査グループ

団体名ふりがな

しょうないかいがんいきものちょうさぐるーぷ

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

 本会は、山形県庄内地方およびその周辺をフィールドとして、地域社会のさまざまな関係者と連携し、市民レベルの手による自然環境の把握、情報発信および保全活動等を行う。もって持続可能な地域社会に資することを目的とする。
 本会は目的を達成するため、次の各号に掲げる活動を行う。
(1)庄内海岸における自然環境の調査・研究
(2)庄内海岸における自然環境に関する情報の記録、収集、交換、提供および公表
(3)庄内海岸における自然環境の広報および普及
(4)庄内海岸における自然環境の保全
(5)その他、前条の目的を達成するために必要な活動

代表者役職

代表者

代表者氏名

長船 裕紀

代表者氏名ふりがな

おさふね ゆうき

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

山形県

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

お問い合わせ用メールアドレス

biodiversity_net@yahoo.co.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2012年6月7日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

複数県

中心となる活動地域(県)

山形県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

12名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、教育・学習支援、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、環境・エコロジー、科学技術の振興、経済活動の活性化、市民活動団体の支援、農山漁村・中山間、食・産業、漁業、林業、行政への改策提言、学術研究(文学、哲学、教育学、心理学、社会学、史学)、学術研究(理学)、学術研究(農学)、学術研究(複合領域分野、その他)

設立以来の主な活動実績

●コアジサシ調査と保全に関すること
 コアジサシ(※)の飛来状況モニタリングを実施し、様々な場で報告。コアジサシ保護の観点から、コアジサシの保護指針(環境省)を活用した繁殖地の保全策(※)について、港湾事務所や現場作業受注業者らに呼びかけるとともに、繁殖状況の共有等連携を図っている。
※絶滅危惧Ⅱ類(環境省レッド(2012))、国際希少野生動植物種(種の保存法)
 当調査から、近年の飛来数やコロニーにおける抱卵数、雛の孵化率(抱卵中※の巣において孵化に至った巣数/抱卵を確認した巣数)について把握した。巣立ち率は10%に満たないことが明らかとなった。
※コアジサシの抱卵日数は約20日

●チゴモズ及び地域農産業を指標とした海岸林保全と希少種保全の両立に関すること
 チゴモズ(※)の生息状況調査から、チゴモズは庄内海岸の砂丘地の特にメロン等を主とする農耕地に多く、また、農耕地を囲む耕地防風林に営巣していることが多いことが把握された。
 これらを踏まえ、農林管理と希少種保全の共生戦略の提言を行っている。
※絶滅危惧ⅠA類(環境省レッド(2012))

●庄内海岸林で繁殖する猛禽類等の繁殖状況モニタリングの生態解明
 主にミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、フクロウ、トラフズク、アオバズクの繁殖状況のモニタリングを継続的に実施中。
 2020年からは慶応大大学院生(一ノ瀬研)の研究に協力・協働しており、食性生態やニッチ選択による生態解明に着手。

●水生生物保全とため池維持のための情報収集と警笛
 庄内地域の丘陵地には、地域固有の遺伝的形質の保たれたキタノメダカやシナイモツゴといった淡水魚の他、生息地の減少著しい様々なゲンゴロウ類の生息が確認されている。しかし、様々な農業政策の煽りや、捕食者となるウシガエルやオオクチバス、アメリカザリガニといった外来生物の存在が甚大な影響を及ぼしている。さらに農業用ため池の管理及び保全に関する法律(平成31年法律第17号)、防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法(ともに農水省)による社会的事情から、そもそも水生生物にとって必要不可欠な水辺の減少も大きく危惧される。
 したがって、現在の庄内地域における水生生物の生息状況や環境変化に関するモニタリングを実施するとともに、外来生物の浸潤状況の把握から、外来生物の水際対策に備える。
 また、ため池の多面的機能の見直しや価値の再評価について、地域を巻き込んだ再興を目指している。
 2020年は北庄内を中心にウシガエルの生息状況を調査した結果、分布拡大前線を予測した。

団体の目的
(定款に記載された目的)

庄内海岸地域を舞台に、市民レベルの自然環境調査や普及啓発を行う。地域社会の様々なステイクホルダー(行政、研究資金提供者、産業界、教育関係者、メディア、市民)と連携し、継続的なモニタリングを通じて、持続可能な社会に必要な自然や生態系の記録と発信を目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

 当該地の砂浜海岸には、絶滅危惧種のコアジサシの繁殖が確認されているが、様々な人為的活動や自然攪乱によって、近年の巣立ち率(雛が誕生した巣数/抱卵した巣数)は10%にも満たない。繁殖地の悪化等繁殖期を安全に全うできる氾濫原や裸地が減少したことで、地域全体の巣立ち数も減少したと考えられている。一方で南北30キロ以上続く防砂林にはオオタカ等猛禽類の営巣地が多く、近年の松枯れ被害の増大に伴い、松くい防除(伐倒作業等)との摩擦が生じている。
 繁殖中断要因把握、及び地域のアンブレラ種保全・共生のための松くい防除作業モデルの提案に向けた基礎情報の収集、鳥類の生息地保全の為の基礎資料とすることを目的にしている。

現在特に力を入れていること

・庄内砂丘でのチゴモズ調査を通じた農林管理と希少種保全酒。
・酒田市周辺におけるコアジサシの繁殖状況調査、庄内海岸林における猛禽類繁殖状況調査等。
・猛禽類調査全般(タカ目及びハヤブサ目の他、トラフズクやアオバズク等のフクロウ類含む)

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

●鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会
平成29年度助成事業(調査・研究事業)支援事業補助金
●荘内銀行 2021年度 公益信託荘内銀行ふるさと創造基金
地域に根差した茅葺き文化の継承をめざして ~いのちと資源の循環について考えよう~
●猛禽類保護ネットワーク
2021年度 双眼鏡(Nikon製)3機の寄贈

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

企業・団体との協働・共同研究の実績

●庄内地方における猛禽類に関する研究(慶応大大学院生(DC1)※との共同研究)
(参考)
https://gakkai.sfc.keio.ac.jp/show_pdf/ORF2019-19.pdf
https://esj.ne.jp/meeting/abst/68/P1-023.html

※複数の猛禽類を対象とした多次元的なニッチ解明と生物多様性指標としての価値の再検証
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20J22307/

●陸上昆虫の遺伝的研究への参画(主にサンプル提供)
(参考)
陸上昆虫のミトコンドリア全ゲノム解読 ~環境DNA分析のためのDNAデータベース整備~
https://esj.ne.jp/meeting/abst/68/P2-025.html

行政との協働(委託事業など)の実績

●たんぼのいきもの発見塾(2020年7月26日)
 酒田市平田地区の地域おこし協力隊と協働(企画及び講師)
●展示企画「地域の宝:ため池のSOS!」
※第53回ひらた文化祭「市民作品展」に出展。
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財政

最新決算総額

100万円未満

会計年度開始月

 

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
12名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

報告者役職

法人番号(法人マイナンバー)

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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