子ども、青少年、障がい者、高齢者、在日外国人・留学生、福祉、保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり、災害救援、地域安全、人権・平和、国際協力、男女共同参画、就労支援・労働問題、消費者保護、市民活動団体の支援、助成活動、行政監視・情報公開、行政への改策提言

　枚方市における社会福祉事業その他の社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図ること。

　枚方市社会福祉協議会では、第４次地域福祉活動計画を策定し地域力の醸成を目指しており、その中でも平成２４年３月に策定した「経営戦略プログラム（第２期）」では、計画を推進していくための組織の基盤整備・強化を図り、社協らしさを発揮できる経営基盤の確立を目指しています。
　組織の基盤整備として、事務局体制の再構築について検討し、事務局人員体制の整備と組織の効率的な運営を図るため、「人事計画」を策定。「早期退職制度」を創設するとともに、多様な任用形態の活用についても積極的に取り組んでいます。併せて、人材育成を積極的に進めるため、全ての職員の能力開発・各ポジションにおけるスキルアップにつなげる「研修計画」も策定しました。
　財政基盤の確立として、透明性を重視した基金の有効活用を目的に、「地域福祉推進基金」をはじめ、本会が独力で実施すべき先駆的な取り組みの財源として「先駆的事業活用基金」や、ボランティア活動の一層の推進と災害時におけるボランティア活動資金として「ボランティア・災害救援活動基金」、市内の非営利福祉関連団体が取り組む先駆的・開拓的な福祉活動を支援するための財源として「公募事業助成基金」を運用しています。
　事業においても、コミュニティソーシャルワーカー（CSW）等の相談機能の充実を図るとともに、本会での相談事業の中で、差し迫った生活困窮事態などに対応できる資金について、歳末たすけあい募金の配分計画（平成２５年度分）において配分枠を創設し活用するなど、積極的に相談事業の強化を進めています。
　高齢者や障害者（児）、子育て中の親子など、地域で安心して生活できるよう、地域住民の参加協力による支え合い活動としての小地域ネットワーク活動を、校区福祉委員会を中心に展開。また活動を支える人材育成や研修会の開催など行っています。
　本会の災害対応については、大阪府内の社会福祉協議会間で、「災害時における災害ボランティアセンター運営支援に関する協定」が交わされたことで各社協の情報交換を図るとともに、被災地支援等の経験を生かしたマニュアル作成を進めています。
　福祉サービス利用援助事業は、生活支援員を増員（計７人）し、利用待機者を解消するとともに、新規利用希望者への取り組みを進め、年度末利用者が９１人。また、住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう、権利擁護の拡充を図るため、法人成年後見制度の検討も行っています。
　地域支援センターの業務では、枚方市の通学ガイドヘルパー制度の実施に伴い「枚方市障害児通学支援事業アセスメント調査事業」を受託し、通学経路や学校生活の状況、家庭状況、障害の程度等に関する聞き取り 調査を行い、事業の円滑化を図っています。今後も、相談に係わる事業を実施し、相談支援の強化を図ります。

4月

認定なし

 

 

未実施