当地域は、農業を中心として生活してきたところですが、機械化の導入により余剰労働力は、第二次産業、第三次産業に移行しました。
　このように就業構造が大きく変化し乳幼児の保育所入所希望者が増え昭和28年地域の強い要望により無認可保育園の開設となりましたが、無認可では十分な保育が出来ない為、昭和42年2月財団法人の運びとなり認可保育所として大友中央保育園の開設となりました。
　しかし民間社会福祉事業の公共性、純粋性を確立することから社会福祉法人を設立し地域の児童福祉に寄与する目的の為、昭和55年3月に社会福祉法人啓真会の設立に至りました。
　またこの社会福祉法人は、平成15年2月多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して提供され、その有する能力に応じ自立した日常生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、特別養護老人ホーム新潟あそか苑及びショートステイ新潟あそか苑を開設、また同年４月には老人デイサービスセンター新潟あそか苑の開設の運びとなりました。さらに、平成17年10月には居宅介護支援事業の指定を受けております。
　代表の徳山は、昭和42年２月に財団法人大友中央保育園理事長就任、昭和49年4月に財団法人大友中央保育園園長を経て、昭和55年3月、社会福祉法人啓真会理事長に就任し現在に至ります。

　啓真会の事業施設である特別養護老人ホーム新潟あそか苑では、「慈しむ心」「誠意をつくす心」を大切にし、「真心を込めた丁寧な福祉サービス」を提供することを理念としています。
また基本方針として、(1)一人ひとりを心から理解し、ともに歩みます (2)生命の尊さとやさしさを感じて生活できる環境をつくります (3)人間の幸せとともに喜び感動し学ぶことのできる日常的空間を創ります (4)明るく清潔で安全・安心できる生活環境を創ります (5)地域福祉交流などの独自の事業を展開します、という5つを掲げております。
　大友中央保育園では、子供が自発的、意欲的に関われるような環境を構成し、子供の主体的な活動や子供相互の関わりを大切にすることを理念として運営しております。家庭や地域との連携を図りながら、入所する子供の保護者に対する支援及び子育て家庭に対する支援等を行い、延長保育や一時預かり保育などにも積極的に取り組んでおります。
　また独自の事業という点において、当法人では毎年夏に地域の自治会などと連携して「夏まつり」という行事を開催しており、多くの地域の方々と入所者・ご家族との交流に努めています。

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11名