スポーツの振興

設立の経緯：障がいのある方々が、日常生活の中でスポーツを楽しむ機会はまだまだ少ないことから、障害者フライングディスク競技を通して、その楽しさと興味を促し、心身ともに健全な発達と健康の維持増進に努めるとともに、その普及活動の母体となるべく指導者の養成や組織化を図るため、2001年３月、しずおか障害者フライングディスク協会を設立しました。以来、(公財)静岡県障害者スポーツ協会から事業委託を受け、身体、知的、精神に障がいのある方々を対象に、東部、中部、西部地区の福祉施設や特別支援学校等を会場に、フライングディスク教室（年間10回程度）を開催するほか、フライングディスク競技を中心としたスポーツ教室(年間５回)及び障がい者フラインディスク競技しずおか大会(毎年４月)の開催、静岡県わかふじスポーツ大会フライングディスク競技(毎年８月)の競技運営、静岡県身体障害者フライングディスク大会(毎年11月)の協力、指導者講習会の開催(隔年)、全国障害者スポーツ大会フライングディスク競技スタッフ派遣等を行っている。
代表者の略歴：1982年７月、静岡市しみず社会福祉事業団入職。在職中から障がい者スポーツに深い関わりを持ち、スポーツ教室やスポーツ大会スタッフ、全国障害者スポーツ大会静岡市選手団団長を歴任。また、しずおか障がい者フライングディスク協会理事長として後進の指導に当たっている。

⑴障がい者フライングディスク競技大会運営及びスポーツ教室開催事業等
　静岡県、(公財)静岡県障害者スポーツ協会主催による「障がい者フライングディスク競技大会」の運営や静岡市の委託事業「障がい者スポーツ教室」の開催、障害者団体が行うフライングディスク大会運営協力等を行っています。
⑵指導者の育成、派遣事業
　事業実施に欠かせない指導者の確保を図るため、指導者講習会やスキルアップの開催の他、団体等の要請に応じて、指導者を派遣して実技指導を行っています。
⑶アジア地域とのスポーツ交流、用具寄附等支援事業
　障がい者スポーツの持つ魅力を発信しつつ、アジア地域とのつながりを大切にしていきたいと考え、2006年７月、韓国済州島における障がい者スポーツ交流を皮切りに台湾、モンゴル、ベトナム、ネパールにおいて定期的な交流や競技用具の寄附支援等を行っています。
⑷啓発事業
　広報紙の発行(年４回)や協会ホームページの随時更新の他、静岡市社協や学校の依頼を受けて総合学習(小学校等)における「障がい者スポーツ体験」を行い、障がいのある方への理解等を深める啓発を行っています。

障がいのある方々にとってスポーツは、自分自身の身体や精神面を強くすると同時に、その頑張る姿が他の人に勇気と感動を与えることはもちろんのこと、何よりも自分の存在を認められることにもつながるなど、大きな力となっています。また、スポーツは障がいがある無しに関わらず、だれもが自由に参加し、楽しむ権利を持っています。これらを重点目標に掲げ、障がいのある方々に対して県内はもとより、アジア地域とのスポーツ交流活動を積極的に行い、地域や団体、アジア諸国とのつながりを大切にしたいと考えています。併せてフライングディスク競技自体は、決して難しいものではありません。技術的な面の支援は無理でも、会場間の移動支援、競技用具の運搬支援、記録表記入等の運営補助支援など、誰でもできる支援があることを教室や大会等伝えていきたいと考えています。

実績なし

無

(公財)静岡県障害者スポーツ協会

 

 

 

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