当園は開設３７年目を迎えております。施設定員１００名の知的障害者更生施設「第二向山学園」として昭和４８年に開設し、昭和５２年に現名称「ひまわりの丘第三学園」へ変更しております。当初は措置制度の施設から始まり、平成１５年より利用者の選択による契約制度の施設へ移行。また平成１７年に障害者自立支援法が制定されたことに伴い、平成２０年４月新事業体系へ移行し現在へ至っております。
福祉を取り巻く環境の変化に対し、福祉サービス従事者としての意識改革を進めながら、利用者の地域移行を目指し平成１８年には共同生活介護・共同生活援助事業を開始しました。また、在宅で暮らす障がい者の方やそのご家族をサポートするために短期入所及び地域生活支援事業（日中一時支援事業）を開始してきました。

生活介護：利用者の特性にあった個別支援計画に基づき、個性を尊重した日中活動支援を行っています。日中生活支援の一環として、作業支援を利用者の希望や特性に応じて、活動を重視したグループと生産性を重視したグループに分けて活動を支援しております。その他の日中活動としては、週１回のクラブ活動や創作活動、社会生活支援として社会生活に必要な外出・買い物、調理、交通機関利用等をニーズに基づいて支援しています。
就労移行支援：就労を希望する障がい者に、生産活動や職場体験、就労に必要な知識や能力向上に向けた支援、求職活動の支援、就職後の職場定着支援等を行っ
ています。
施設入所支援：利用者の特性に沿った個別支援計画に基づき、個性を尊重した支援に努めています。また、高齢化や介護度が増している利用者が多くなっていることから、夜勤体制や変則勤務による支援の充実に努めています。余暇支援として、利用者のニーズを基本として、個人やグループで楽しめるものを取り入れ、充実した生活を送っていただけるよう支援しています。また、地域交流として、学園の行事に地域の方が参加したり、学園から地域に出かけたりして交流を図っています。

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