「父の樹会」は、昭和５３年に千葉大学教育学部附属養護学校の在校生及び卒業生の父親たちが中心となり「自分たちの力で子供たちの将来を守っていこう」という主旨で結成されました。当初は、知的障害者の余暇活動として青年学級を開催したり、バザーを開催して施設建設のための資金作りをしたりするという「子供の将来を守る父親の会」でしたが、その後、活動範囲を広げ地域社会に貢献するため、昭和５９年「障害児者の将来を守る父の樹会」と名称変更して現在に至っています。この会が法人化に向け活動を進め、昭和６２年３月には、厚生省の認可を受け「社会福祉法人父の樹会」を創設し、今まで蓄えた資金で購入した用地に、同年１０月には、法人が設置運営する日中活動の場として「知的障害者通所更生施設あけぼの園」を多くの方々のご協力を得て開園しました。また、平成３年には、働く活動の場「心身障害者福祉作業所父の樹園」を開園し、平成１１年には、居住の場「知的障害者入所更生施設ガーデンセブン」を開園しました。平成１８年には、福祉作業所と増築作業棟を合わせ、働く活動の場「知的障害者通所授産施設父の樹園」としました。平成23年10月に旧法施設を新事業体系の事業に移行しました。法人として、平成１６年からグループホームを順次７か所設置し、地域で生活し「終の棲家」となるような共同生活住居作りを現在も進めております。
　初代理事長は、ビニールハウスの開発者として貢献された故中村正六氏でした。後任として障害を持つ人の父親であり、日本住宅公団退社後、海浜不動産（株）代表取締役社長でもある吉野秀和理事が初代理事長の遺志を継ぎ選任され、平成元年４月から現在に至るまで理事長職を務めています。

　当法人は次の社会福祉事業を行っています。
（１）第一種社会福祉事業
○障害者支援施設ガーデンセブンの経営
（２）第二種社会福祉事業
○障害福祉サービス事業、特定相談支援事業（あけぼの園）の経営
○障害福祉サービス事業、特定相談支援事業（ガーデンセブン）の経営
○障害福祉サービス事業（父の樹）の経営
○障害福祉サービス事業、特定相談支援事業（父の樹園）の経営
〇障害福祉サービス事業、特製相談支援事業（おおぞら園）の経営
併せて当法人は、社会福祉法第２６条の規定により、次の事業を行っています。
○日中一時支援事業（あけぼの園）
○日中一時支援事業（ガーデンセブン）
○日中一時支援事業（父の樹園）
〇日中一時支援事業（おおぞら園）

１．当法人が設置運営する障害福祉サービス事業所の近くに取得した土地などに、利用者の「終の棲家」となるようなグループホームを数ケ所設置する方向です。
２．当法人の障害福祉サービス事業多機能型事業所父の樹園（就労移行支援、就労継続支援B型）及び障害福祉サービス事業多機能型事業所あけぼの園就労継続支援Ｂ型事業において、就労に向けての支援の強化を図っています。ご家族からのニーズに応えられるよう、障害を持つ方の活動の場の提供、また一層、就労支援に力を入れていくために平成27年4月に新規開設した就労継続支援Ｂ型事業所おおぞら園の充実を図っていきます。

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日本知的障害者福祉協会 千葉県知的障害者福祉協会 全国及び千葉県社会福祉施設経営者協議会

 

 

 

 

 

 

社会福祉法人会計基準

平成23年度は所轄官庁による指導監査について未実施。
平成24年5月23日、法人監事監査を実施し、適正な会計及び業務執行がなされていると認められた。
平成24年10月10日千葉市による監査実施。
平成25年5月17日法人監事監査を実施し、適正な会計及び業務執行がなされていると認められた。
平成25年度は所轄官庁による指導監査について未実施。
平成26年5月23日法人監事監査を実施し、適正な会計及び業務執行がなされていると認められた。
平成26年10月10日千葉市による監査実施。
平成27年5月23日法人監事監査を実施し、適正な会計及び業務執行がなされていると認められた。
平成27年度は所轄官庁による指導監査について未実施。
平成28年5月17日法人監事監査を実施し、適正な会計及び業務執行がなされていると認められた。
平成28年11月1日千葉市による監査実施。
平成29年6月6日法人監事監査を実施し、適正な会計及び業務執行がなされていると認められた。

父の樹会パンフレット