当法人が障がい児通所支援事業を行うきっかけとなったのは、１０年ほど前に私の次男が自閉症と診断されたことに遡ります。
　当時は自閉症の子供に対するサービスは少なく、平日の日中に月に１回１時間程度行われる療育だけでした。共働きであったため通うこともできず、他県の児童デイサービースに週末を利用して受けに行っておりました。
　私はリハビリテーション専門職である作業療法士として医療機関、介護施設等の勤務を経て、介護老人施設の次長をしており、少なからず自閉症に対する知識はあったものの我が子との関わりに、とても無力感を感じたのを昨日のことのように思い出します。
　その後次男も成長し落ち着いたのを機に、先進的に障がい児通所支援に取り組まれている学校法人に事務局長として勤務するなかで、療育を学び、また幸運なことに医療法人の設立とクリニック開設に携わらせていただき、クリニックの副院長として経営運営の基礎を学ばせて頂きました。
　次男の自閉症を機に様々な貴重な経験と医療関係以外の経営運営に対する知識とネットワークを得ることが出来たのも、何かの使命だと感じ、生まれ育った地元の福祉を微力ながら支援したいという思いで、２年前に一般社団法人を設立し、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業の開設、一昨年前に通所いただいているお子様の将来の社会参加の一助と考え、就労継続支援A型事業所を開設致しました。今後、通所いただいている子供たちの卒後支援を目的に就労継続支援B型事業所及び生活介護（デイサービス）の開設を夢見て、日々邁進しております。
　

放課後等デイサービス事業
児童発達支援事業
計画相談支援事業
東温市タイムケア事業
就労継続支援A型

無