平成１１年４月、札幌市生涯学習総合センターの建立にともない、市の生涯
学習政策と視聴覚教育業務を総合的に推進するための新たな財団として、
札幌市教育文化財団の一部機能を継承する形で設立。札幌市が５０００
万円を基本財産として寄附した。
設立以来、同センター（愛称ちえりあ）の運営および貸室業務と、札幌市
青少年科学館の運営、生涯学習講座「さっぽろ市民カレッジ」の企画運営
を担っている。
平成１７年からは日本の芸術文化に触れる事業として「ちえりあ寄席」を。
さらに平成１９年からは地域の語り部と歌手がコラボレーションする舞台、
「さっぽろの歴史と音楽の夕べ」を開催し、どちらも好評を得ている。
また、市民が学習成果を活用する場として「ご近所先生企画講座」を実施。
毎年１００名を超える市民講師が誕生している。
●年間貸室利用人数　３３８，５９０名（平成２１年度実績、以下同様）
●青少年科学館年間観覧者数　３２８，１６８名　
●さっぽろ市民カレッジ　年間講座数２２５講座、受講者総数４，４３８名
●ちえりあ寄席　公演数４回、観客数１，６４９名
●さっぽろの歴史と音楽の夕べ　公演数１回、観客数２５１名

（寄附行為第４条より抜粋）
札幌市の区域内において、以下の事業を行う。
（１）広く市民に学習する機会を提供するため、生涯学習に関する講座、
講習会、セミナー、講演会、展示会等の催しを開催すること。
（２）生涯学習の推進にかかわる学習ボランティア・指導者等の人材及び
団体サークルの養成や研修を行うこと。
（３）講座、講習会、セミナー、学習施設、学習指導者、団体サークル等に
関する資料・情報の収集及び提供並びに学習相談の実施等広く市民の
学習活動を支援し、生涯学習の普及啓発を行うこと。
（４）市民の学習ニーズの把握・調査等生涯学習の振興に資する調査研究
を行うこと。
（５）札幌市の委託又は指定を受けて、次に掲げる生涯学習関連施設の
管理運営を行うこと。
ア　札幌市視聴覚センター
イ　札幌市青少年科学館
ウ　札幌市生涯学習センター
（６）前各号に掲げる事業に附帯する事業

●市内の他の社会教育関連団体との連携を深め、ネットワークを構築し、
市民ニーズを踏まえながら、講座、調査研究、人材育成等の事業展開
を図る。
●「いつでも・どこでも・だれにでも」という生涯学習の理念を実現するため、
札幌市生涯学習センターを中核に、市内の様々な社会教育施設と連携
した学習機会を創り出す。
●“市民による市民のための生涯学習”を目指し、学習成果を活かして
　活動する市民を育成し、各事業への一層の市民参画を図る。

無

公益法人協会・札幌商工会議所

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