当「社会福祉法人こころの種福祉会」は平成26年6月18日に設立登記され認可保育園「つくばトッポンチーノ保育園」の設立を目指してこの4月に認可保育園として運営を開始しました。。私は当法人の理事長と園長を務めております。私は過去25年にわたり「認可外保育施設」主宰としてさまざまなハンディキャップを持つ子ども達と健常者の統合保育をモンテッソーリ教育と自然教育を通して実践しておりました。25年の実績とモンテッソーリ教育の普及を務めてさまざまな場での講師を務め、教師の養成にもかかわって参りました。教育の技術の種まき、及び、子ども達への発達支援、さらにご家庭へのさらなる支えを目指しております。子育ては一人でのぞむものではありません。みんなで子どもの育ちの喜びを分かち合い、地域も積極的に巻き込みながら、明るい笑顔が連鎖していくような保育を実践し開園3か月です。すでに地域の皆様の期待も大きく膨らんでおります。交流事業を積極的にして保育の充実を図っております。益々積極的にご家庭・地域の皆様にすみやかで質の高い情報の提供を心がけて実践を継続できるよう当園スタッフ一同とともに日夜研鑽を積んで参りたいと心がけております。

　私共、社会福祉法人こころの種福祉会が担う役割は、大変重要なものになると考えています。社会福祉法人の保育所として、子どもたちを「保育・養護」することは従来通りの大切な役割です。しかし、これからの保育所に期待される役割は、さらに多岐にわたっていくと感じています。当法人つくばトッポンチーノ保育園においては、「養護と教育」を一体化した保育の提供を行うことで家庭や地域に貢献できればと願っております。
　世界の幼児を取り巻く環境を比較してみると、日本と世界では、まだまだ大きな差があります。世界では、幼児期より「自主・自立」を促し社会貢献できる人となりを身につける教育に力が注がれ、皆様、ご承知の通り意志の強い人々を輩出しています。
　これから日本の明日を、世界の明日を担う若い世代には、「生きる力」の習得は欠かすことができません。子どもたちが「生きる力」を身につけるには、幼児期より「家庭・地域」が一体となり、成長を見守ることが必要です。しかし、煩雑化する現代において、常に子どもたちを「家庭・地域」で育てていくことは困難です。そこで、保育所が「家庭」と「地域」、そして「子ども」をつなぐ役割を果たすべきだと考えます。そして、その「つなぎ方」こそが重要なポイントとなります。当法人では、「優しさ・あたたかさの種まき活動」をモットーとし、家庭や地域の方にしかできない「種まき」をしてもらえるよう誠心誠意の福祉の提供を心掛けてまいります。

平成27年4月につくば市の田園風景美しい場所「金田」に開園した定員60名の保育園です。季節の風を感じながら、子ども達の知性の育ちを援助しています。日常生活を豊かにし異年齢の縦割り保育を実践しています。子ども達は異年齢の交流があればこそ、お互いに認め合い、支え合っています。良きお手本を友にして「真似ながら学ぶ」習慣を身につけています。穏やかで円満な人格の形成を支え、いつか世界で人の役に立つ自分の人生を豊かに歩んでほしいと願ってやみません。

実績なし

無