社会福祉法人再命会は、平成１５年に開設され、特別養護老人ホーム泉の杜（７０名）ショートステイ泉の杜（２０名）デイサービスセンター泉の杜（３５名）居宅介護支援センター泉の杜、の４つの事業を行っています。その中でも特別養護老人ホーム泉の杜は、平成１６年に姫路市で初めてのユニット型特別養護老人ホームとして誕生し、そのハードを生かした個別ケアに取り組んでいます。
　法人の代表である理事長は、施設に隣接する診療所の院長（整形外科医）です。この診療所は、１６年前に大学病院で勤務する理事長が地域医療に従事する為に自身の出身地である姫路に戻り開設した医院です。日々の診療の中では、加齢や病気等で心身に障害を抱えた高齢の患者様やそのご家族の将来への不安がしばしば語られました。そんなある時、ひとりの患者様から『もしも加齢や障害により自宅での生活が困難になっても、この地域で安心して暮らせる住まいの様な施設があればどんなに心強いだろう』という声が聞かれました。同様の声が日を追うごとに増えていきそれがこの施設の開設に繋がりました。
　このように地域の声から生まれた施設として、要介護者の支援の場としてだけではなく、今後も地域にとっての交流等の一拠点としての役割を担っていきたいと考えています。

社会福祉法人再命会では、特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス、居宅介護支援の４つの介護保険事業を行っています。その中でも特別養護老人ホーム泉の杜は、平成１６年に姫路市ではじめてのユニット型特別養護老人ホームとして誕生しユニット型のハードを生かしたケアに日々取り組んでいます。
　入所施設、在宅施設としての役割は異なりますが、事業所共に「泉の杜は利用者一人ひとりの生活リズムを尊重致します。施設主体ではなく、利用者主体の自由でのびのびとした暮らしが送れますよう介護支援し利用者の方々が、ただ漠然と消化するだけの日々を送るのではなく、生きているという実感をもって頂けるよう努力致します。」という施設理念を念頭におき、日々の利用者支援に努めています。
　また、数年前より近隣中学校のトライやる事業への協力や、ボランティア受け入れを行ったり、医療・福祉関係の大学や専門学校の現場実習施設となるなど、将来の福祉従事者の養成にも力を注いでいます。
　更に、近年急激に増えつつある認知症高齢者への理解を深め、認知症高齢者を地域で支える為の働きかけとして、出張介護講座や研修会などを行い、地域に根ざした施設としての役割を果たすよう努めています。

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