1979年秋、有志が集まり神戸市中央区の一地域の在宅介護の現状に
ついて調査し、一番困っているのは入浴であるとの情報を得ました。
兵庫県共同募金会より移動入浴車の寄贈があり、この車を活用して入浴サービスを実施しようと１９８０年１月２７日発足総会を開き、KOBEふれあいの会はスタートしました。総会には当時、県保険医協会の理事をしていた川口重義（現会長）も出席し、会長に推薦され、以来３０年にわたり、会長として医療面を中心に会を支えてきました。１９８０年１月２７日の発足総会以後移動バスタブによる入浴サービスの方法を練習し、同年４月から寝たきり老人へのサービスを毎週日曜日にスタートさせました。兵庫県下で移動バスタブによる入浴サービスは本会が始めてでした。以来。会員を集め練習をし、入浴サービスの回数を増やしてきました。１９９４年に独自の活動スペースを開設し入浴サービスだけでなく、介護相談、介護講座、各種の講座活動を行い、地域の方々へのサービスも行い、現在も継続して行っております。
２０００年４月の介護保険制度スタートに合わせＮＰＯ法人の資格を取得し、介護保険事業としての入浴サービスも行い、現在に至っています。

（１）高齢者や障害者への入浴サービスの実施
（２）地域住民へ介護に関する講習会の開催
（３）地域住民へ介護に関する相談の実施
（４）地域高齢者の外出を支援する為の各種の講座の開催
（５）福祉、介護情報を提供する広報活動
以上の活動を、会員５０名（有償者１０名　ボランティア４０名）がそれぞれの持つ力を出し合って活動を続けています。
（１）入浴サービスは介護保険事業として、移動バスタブを利用した訪問入浴
事業と自宅浴室や銭湯を使用した訪問介護での入浴事業として有償のスタッフ１０名により実施しています。
（２）以下の介護相談については、会員のうちボランティアメンバー４０名が、それぞれの能力に応じた活動を定期的に行っています。

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