重度の障害者であった永谷由美さんが中心となって、障害者が安心して暮らせる地域づくりのための活動をしていましたが、志半ばで逝去し、母親である現在の理事長の永谷和子を中心に、法人格を取得し、身体障害者療護施設ピカリコ（入所定員３０名・短期入所３名・デイサービス６名）を２００２年９月２２日に開所しました。その後、平成２３年４月に、障害者支援施設ピカリコ（施設入所支援３２名・生活介護３２名・短期入所３名。日中一時支援３名）に移行するとともに、通所の生活介護事業所ぴかっと（定員２０名）を開所、平成２５年からは相談支援事業所を開設しました。現在の職員数は５６名、利用者は重度の身体障害者を中心に２００名以上です。

障害者支援施設ピカリコは現在男女各１６名の３２名の皆さんが入所しています。個別支援を重視し、一人一人の可能性に挑戦できるよう、３８名の職員で支援しています。現在、待機者数が１０２名になり、ケアホームの建設を計画中です。短期入所は定員３名に対して１４０名以上の利用者があり、ニーズに対応できないのが悩みです。日中一時支援は、養護学校の生徒さんを中心に休日や放課後に利用されています。生活介護事業所ぴかっとは、定員２０名に対して４４名の利用者が１日平均２２名利用し、職員１８名で支援しています。他で受け手のない、医療行為の必要な重度の方の利用比率が高いのが特徴です。また、虐待時の緊急避難先、福祉避難所として、西尾市の委託を受けています。

愛知県身体障害者施設協議会と介護職員による喀痰等医療行為研修事業の研修事業所指定取得予定・西尾市障害者福祉団体連合会と各種事業を実施

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