当学園は昭和59年４月１日に開設いたしました。当時は県内各地に障害者施設が設けられた時期であります。当大槌町に於いても施設設置の気運が高まり大槌町手をつなぐ親の会が主体となり大槌町の支援をいただき関係者の理解のもと定員20名の通所更生施設として運営してまいりました。理事長は設立当初から現在に至るまで現役で勤めております。
平成24年３月１日、自立支援法により障害サービス事業所へ移行し生活介護、就労継続B型支援事業を立ち上げました。利用者は36名になりました。就労継続B型支援事業ではパン製造をしみなさまに喜ばれるパン作りに励んでおります。各関係機関、地域のご協力で順調に売り上げをのばしています。
学園の業績といたしましては平成16年12月23日天皇陛下御賜金をいただきました。

生活介護事業ではリサイクル回収をしています。地元の商店や各家庭より段ボール、空き缶、新聞紙等の回収をしそれを利用者さんが選別する作業をしています。おかげさまでみなさんから声をかけていただき利用者さんの励みになっています。その他に、アクリル毛糸で食器洗い用スポンジを制作しています。利用者さんの特性を生かした作業内容となっています。
就労継続B型支援事業では利用者さんに工賃を支給するためいかに売上を伸ばすかが課題です。一番の収入はパン製造になります。職員も素人で最初はどうなるかと思いましたがアドバイザーを派遣していただいたり、職員もパンの講習会に参加して現在は学園オリジナルのパンを作ることが出来ました。みなさまからおいしいとうれしい言葉をいただき販売に力を入れて頑張っています。これからも喜ばれるパン作りをしていきます。受託作業も引き受けています。実際に企業に出向いて仕事もしています。働く環境を与えていただき感謝しながら仕事に取り組んでいます。

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