特定非営利活動法人なかよし

基礎情報

団体ID

1670975026

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

なかよし

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじんなかよし

情報開示レベル

★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

ノーマライゼーションの理念に基づき、誰もが地域の中で安心して自分らしく生きていく事ができるように、社会生活自立支援及び権利擁護に関する事業を、市民、行政、医療機関、事業所等との連携と協働によって展開します。
事業としては、障がい福祉を中心として、日中活動支援として就労継続支援B型事業・デイサービス型地域活動支援事業・特定計画相談支援事業、居住支援として地域活動援助事業(グループホーム)をおこなっています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

平澤 恵美

代表者氏名ふりがな

ひらさわ えみ

代表者兼職

明治学院大学准教授

主たる事業所の所在地

郵便番号

454-0962

都道府県

愛知県

市区町村

名古屋市中川区戸田

市区町村ふりがな

なごやしなかがわくとだ

詳細住所

5丁目304番地

詳細住所ふりがな

なごやしなかがわくとだ

お問い合わせ用メールアドレス

sp2g3ff9@swan.ocn.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

052-304-7897

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

052-304-7898

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時30分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

454-0982

都道府県

愛知県

市区町村

名古屋市中川区

市区町村ふりがな

なごやしなかがわく

詳細住所

西伏屋二丁目1419番地

詳細住所ふりがな

にしふしや

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1985年1月7日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2006年5月23日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

愛知県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

28名

所轄官庁

名古屋市

所轄官庁局課名

健康福祉局障害福祉部障害者支援課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

障がい者

 

福祉、保健・医療、地域・まちづくり、スポーツの振興、災害救援、地域安全、人権・平和、就労支援・労働問題

設立以来の主な活動実績

1986年3月、中川区障がい者家族会「なかよし会」の活動の一環として、名古屋市中川区内に精神の障がいのある人々を対象とした明正第一作業所を設立しました。その後も地域のニーズに応じて福祉サービスを展開し続け、2005年までに5つの作業所と3ヵ所のグループホームを開設、地域で生活する精神障がいのある人々の居場所、仕事の場、生活の場と活動を広げていきました。
障害者総合支援法(当時の障害者自立支援法)の施設体系に応じ、就労継続支援B型事業、デイサービス型地域活動支援事業、地域生活援助事業(グループホーム)に移行し、現在は障害者相談支援事業を加えて総合的に障がい福祉サービスの運営をおこなっています。
活動開始当初は、作業所やグループホームの法整備が出来ておらず、地域の人々やボランティアの協力により活動が可能となっていました。作業所の場所を探していると、地域の方々が場所を提供してくださったり、精神科病院から退院した人々が安心して地域で生活することができるように、グループホームを建設して下さいました。
時代とともに地域の中の支援体制が整備されてきていますが、開設当初からの「誰もが暮らしたい場所で自分らしく生きていくことを支えたい」「誰も置き去りにしない」「一緒に希望を追いかけたい」という想いを大切に現在も活動を続けています。

代表者の略歴
高校卒業後、渡米しシアトル大学心理学部を卒業。卒業後は小学校の特別支援学級にて障がいのある児童に対する支援に携わりソーシャルワークの道へ。ワシントン大学大学院スクール・オブ・ソーシャルワークを修了後、帰国し日本で精神科病院に5年間勤務。その後は明正第四作業所所長を経て、NPO法人なかよしの設立に関わる。同時期に日本福祉大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程に進学。2010年に修了。日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科講師、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科准教授を経て、2016年より明治学院大学社会学部社会福祉学科准教授。
(介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師)
現場・教育・研究を繋ぐ役割ができるように、実践者としても現場で活動しています。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、ノーマライゼーションの理念に基づき、障害を持つ人々や家族に対して、社会生活自立支援及び権利擁護等に関する事業を、市民、行政、医療機関、事業所等との連携と共同によって行い、もって地域福祉の創造と発展に寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

就労継続支援B型事業:地域で生活する障がいのある人々の就労の場として、内職作業・お好み焼き・焼きそば販売をおこなっています。内職作業は工場から自動車部品のバリ取りやボルトの検品を請負ったり、タオルの贈答品の作成をしたり、食品のシール貼りをしたり、銀のさらのお箸セットを作成したり、ニット帽のタグ付けをしたりしています。全ての作業は中川区地域の工場や企業から請け負い、人との繋がりを大切に活動をおこなっています。また、お好み焼き・焼きそば販売は、事業所の敷地内にある販売スペースで利用者さんが中心となり活動しており、お得意様からまとめて電話注文を受けたりしています。(めいせいひまわりの家20名・めいせい元気ハウス20名)
地域生活援助事業:中川区・中村区地域の6ヵ所の現場で、男性18名、女性10名定員のグループホームを展開しています。精神科病院で長期に入院していた人々、自宅から一人暮らしを希望していた人々、路上で生活していた人々など、多様なニーズを持った人々が共同生活を実現しています。なかよしのグループホームでは自宅で生活しているのと同じように、好きな時間に出かけたり、家族や友人が訪問したり、好きな家具や小物に囲まれて皆さん自由に生活しています。また、世話人さんが美味しいごはんを毎日作ってくれています。(グループホームなかよし4名・グループホームあらこ3名・グループホームかの里10名・グループホーム戸田4名・グループホームさくら3名・グループホーム横井4名)
相談支援事業:法人内の利用者さんだけではなく、外部の利用者さんに対しても計画相談をしています。一人ひとりのニーズに応じて、少しでも希望している生活に近づけることができるように一緒に悩み考えて支援をおこなっています。(相談支援事業所なかよし)
デイサービス型地域活動支援事業:デイサービスでは地域で生活する人々が安心して過ごせる居場所として、日々の活動をおこないながら活動しています。午前と午後で異なるプログラムを提供し、メンバーの希望に応じてプログラムも作成しています。外部からの講師を招き、歌の会やモノづくり、絵画教室などをおこなったり、内部でお菓子づくりをしたり、カラオケをしたり、公園やコンサートに出かけたりもします。火曜から土曜に活動をしているので、土曜日だけレクリエーション活動として利用している方々もいらっしゃいます。(デイサービスセンターなかよし25名)

現在特に力を入れていること

スタッフが主体になって活動をおこなうのではなく、メンバーとスタッフが共に考え、お互いにアイデアを出し合いながら協力して運営をおこなっています。日々の作業や活動もメンバーが主体的に動けるように状況を一緒に考えたり、活動の場を提供したりしています。
作業については、日々の売り上げを表を使い見える化し、自分達がどれぐらい収入をあげているのか、どのような工夫をすれば売り上げが上がるのか、メンバーとの対話を大切にしながら工賃アップに取り組んでいます。
デイサービスでは、外部講師を招いたり、内部でスタッフがアイデアを出し合ったりしながら、多様なプログラムを展開しています。メンバーが参加したいと思うようなプログラムを作成するために、毎月ミーティングを開催し、ミーティングの中でメンバーとスタッフが話し合いながら1カ月のプログラムを作成しています。メンバーが主体性を持って活動に参加ができるような取り組みに力をいれています。
グループホームでは、入居している方々に「自分の家」だと感じてもらえるように、本人が暮らしやすい場所づくりを心がけています。また、共同生活ではありますが、自由な生活を尊重し、好きな時間に出入りしてもらえるようになっており、支援区分によって入居の判断をせず、ここで生活したいと思うかどうか本人の自己決定を支援することに力を入れています。
相談支援では、一人ひとりの利用者さんに対してきめ細やかな対応を心がけ、ニーズに応じた計画を作成するために、相談員一人あたり60名程度の利用者さん対応をしています。ケースを増やしすぎてしまい、形だけの相談にならないように、利用者さんに寄り添いながら支援する事に力を入れています。

今後の活動の方向性・ビジョン

*より多くの地域で生活する精神障がいのある人々を支援できるような、体制づくりをおこないたいと思います。近年では、メンタルヘルスに対するニーズが高まる傾向にあるため、従来の形態の作業所・デイサービスだけではなく、多様なニーズに応じた事業展開も考えながら、地域で孤立しがちな人々と関わりが持てるような方向性を考えています。
*NPO法人なかよしに関わる人々が自分らしく、安心して地域生活を継続できるように、一人ひとりの声を聴きながら支援を展開していきたいです。障がいのある人の中には、自分の考えを言語化することが苦手な人々も居ます。自分が望む生活に少しでも近づくことができるように、対話を心がけ、色々な場面で色々な話をすることで、生活の質を高める働きかけを実現できればと思います。
*開かれた事業所として、地域の人々とコミュニケーションを図りながら運営をおこないたいです。自分たちの事業だけにとどまることなく、地域の人々にも求められるような新たな事業展開を模索していきたいと思います。NPO法人なかよしがこの地域にあってよかったと思われるような地域への働きかけを実現したいです。

定期刊行物

NPO法人なかよしの活動や取り組みを紹介する機関誌「なかよしニュース」を年3~4回発行しています。ニュースはNPO法人なかよし全体の取り組み(全体会や新年会、フードドライブやお花見会、事業所の改修工事や移転等)、各事業所からの活動報告(めいせいひまわりの家・めいせい元気ハウス・デイサービスセンターなかよし・グループホームなかよし)、編集委員からのお知らせ(各事業所のメンバーとスタッフで構成)などを含めた全8ページカラーで構成されています。
NPO法人なかよしの関係機関、名古屋市・愛知県内の役所や社協、医療機関等を含めた約200ヶ所に郵送しています。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

日本財団より送迎用車両2台(めいせい元気ハウス2012年・相談支援事業所なかよし2016年)
赤い羽根共同募金会より車両3台(2010年,2013年)
赤い羽根共同募金会よりパソコン5台(2006年)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

*社会福祉法人やまびこ福祉会と関係団体で構成される地域委員会が主催で年2回(5月と10月)おこなっている「おさんぽフリマ」にNPO法人なかよしとして参加しています。「おさんぽフリマ」では、中村区横井地区(グループホーム横井の地域)の一角と公園を使って、屋台とステージが設置されます。NPO法人なかよしとしては、メンバーと共に自主製品やお好み焼きを販売したり、ステージで歌を歌ったりしています。
*毎年8月の初めごろ、中川区万場地区で夏祭りが開催され、NPO法人なかよしはお好み焼きやわたがし、おもちゃなどを出店しています。メンバーとスタッフが協働で準備をおこない、お祭りの収益は参加している作業所の収益にも繋がっています。
*2021年3月には、社会福祉法人やまびこ福祉会・一般社団法人同志会・NPO法人なかよしの3団体でフードドライブを開催しました。コロナ禍で困っている地域の人々に食料を届けたい、そして少しでも交流したいという気持ちから、数ヵ月をかけて企画をおこない、当日はスタッフとメンバーが参加しました。

企業・団体との協働・共同研究の実績

2022年度は、筑波大学体育専門学群(永田真一先生)との共同研究として、「精神障がいのある人々のやりがいに関する調査」への協力として利用者インタビュー、及び東京福祉大学社会福祉学部(田中喜美子先生)との共同研究として、利用者アンケート・職員アンケートをおこなった。また、2023年度は「障がいのある人々の地域参加に関する研究」への協力をおこなう予定である。

行政との協働(委託事業など)の実績

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財政

最新決算総額

1億円~5億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
125,000円
102,000円
180,000円
寄付金
73,980円
836,000円
300,000円
民間助成金
 
 
 
公的補助金
155,711,393円
38,864,680円
33,513,000円
自主事業収入
 
125,111,366円
138,940,000円
委託事業収入
 
 
 
その他収入
22,228,263円
22,585,680円
21,846,000円
当期収入合計
178,138,636円
187,499,726円
194,779,000円
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
157,794,921円
168,253,814円
194,779,000円
内人件費
110,794,480円
113,725,069円
135,445,000円
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
67,856,111円
92,311,104円
固定資産
66,066,121円
65,969,595円
資産の部合計
133,922,232円
158,280,699円
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
3,955,699円
6,042,066円
固定負債
23,500,000円
20,750,000円
負債の部合計
27,455,699円
26,792,066円
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
89,229,958円
106,466,533円
当期正味財産増減額
17,236,575円
25,022,100円
当期正味財産合計
106,466,533円
131,488,633円

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
125,000円
102,000円
180,000円
受取寄附金
73,980円
836,000円
300,000円
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
155,711,393円
38,864,680円
33,513,000円
自主事業収入
 
125,111,366円
138,940,000円
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
22,228,263円
22,585,680円
21,846,000円
経常収益計
178,138,636円
187,499,726円
194,779,000円
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
157,794,921円
168,253,814円
194,779,000円
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
67,856,111円
92,311,104円
固定資産合計
66,066,121円
65,969,595円
資産合計
133,922,232円
158,280,699円
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
3,955,699円
6,042,066円
固定負債合計
23,500,000円
20,750,000円
負債合計
27,455,699円
26,792,066円
正味財産合計
106,466,533円
131,488,633円
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

特定非営利活動法人の総会
2023年度の総会:令和6年6月2日10:00~11:30
正会員28名のうち、出席者21名(表決委任者5名・欠席者2名)

会員種別/会費/数

正会員    会費 3,000円 会員数 28名
賛助会員   会費 2,000円 会員数 11名

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
 
非常勤
9名
 
常勤職員数
19名
役員数・職員数合計
28名
イベント時などの臨時ボランティア数

行政提出情報

報告者氏名

平澤 恵美

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

2180005006650

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
2022年度(前々年度)
2021年度(前々々年度)
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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