富水会は設立依頼２７年が経過し、理事長は5代目である。
設立以来、地域から信頼される施設運営に努め、市内における民間社会福祉事業者の先駆者として活動を行い、現在でも公共性の高いサービスにつとめています。
設立以来の主な活動としては、昭和６０年４月特別養護老人ホーム開寿園を開設、翌年８月には、藤枝市内独り暮らし老人緊急通報事業及び寝たきり老人に対する入浴サービス事業を受託。昭和63年３月デイサービスセンター康楽及び痴呆老人生活指導事業業務開始。平成元年地区独り暮らし老人ふれあい会食会。平成３年地域交流室の建設。平成６年在宅介護支援センター業務開始とともにホームヘルパーサービス事業を藤枝市より受託。平成９年４月藤枝市青南町に第２開寿園完成業務開始。平成１２年２月知的障害者デイサービスセンター「わかふじ」完成。平成１２年４月より介護保険師弟事業所事業開始。平成１６年４月、養護老人ホーム藤枝市立円月荘の指定管理者の指定を受け事業実施。
富水会は地域福祉の充実と発展にきよするため、事業拡大を行い地域から信頼される質室の高いサービス提供を行なってきました。

現在富水会では、４つの施設を運営しています。
１．介護老人福祉施設　開寿園、ここでは、特別養護で定員７０名、短期入所生活介護・介護予防短期入所生活介護事業定員１６名、通所介護・介護予防通所介護事業定員３５名/日、在宅寝たきり老人入浴サービス事業、葉梨地区一人暮らし老人ふれあい会食事業、居宅介護支援事業、地域包括支援センター事業をおこなっています。
業務内容としては、利用者の尊厳の維持を図り、基本的人権を尊重した介護業務、利用者の心身の健康保持のための保険衛生業務、利用者個々にあった栄養ケア計画による給食業務をおこなっています。通所介護事業所の業務としては、利用者の在宅生活の助長、社会的孤立の解消、家庭の負担軽減を図り業務を行なっています。居宅介護支援事業所では、可能な限り居宅において自立した生活を営むことができるよう居宅介護サービス計画書を作成、医療福祉サービスが多様な事業者から公平中立に行なわれるよう支援しています。また、２４時間連絡体制を確保し利用者の相談に対応するとともに適切なサービス提供をおこなっています。その他、市や包括支援センター他事業所と連携を図り、情報の共有収集をおこなっています。地域包括センター業務としては、地域の介護ニーズの把握、地域ネットワークの拡大「地域活動協力員」の組織化、認知症介護における家族支援のあり方等について地域自治体とともに検討をかさねています。
２．第２開寿園は、特別養護で定員７０名、短期入所生活介護・介護予防短期入所生活介護事業で定員２０名、通所介護・介護予防通所介護事業で３０名/日、在宅寝たきり老人入浴サービス事業、居宅介護支援事業、地域包括支援事業をおこなっています。業務内容については、前記の開寿園と同じです。
３．円月荘は養護老人ホームとして藤枝市からの指定管理を受け施設運営を行っています。定員は５０名、短期入所定員１名です。
業務内容としては、入所者の社会復帰の促進及び自立を支援するとともに老後の生活の場として余生を送ることを願い諸事業の展開や支援を行なっています。
４．「わかふじ」は生活介護事業所障害者デイサービスセンターです。障害者デイサービス事業定員40名、在宅重症心身障害児通園事業定員10名です。
障害児者の身辺自立の確立と社会性を身に付け、地域での社会生活が可能となるよう、障害の状況に応じて支援を行います。基本的な生活習慣を身に着けるための生活訓練・心身を育む機能訓練・情操訓練・社会参加の実現を図る社会訓練・集団訓練・労働に対する関心を高める作業訓練をおこないます。

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