川島町手をつなぐ育成会の方々が、「障がいのある我が子達の働く場を町内に作りたい」という願いで、地域運動を展開し、「川島町福祉作業所のびっこ」（19名定員）を平成2年4月に設立した。理事長は、その当時の運動の中心人物である。親同士での作業所運営の困難さ、将来への不安、福祉作業所定員19名を超えるニーズの増大など、さまざまな問題を解決するために、社会福祉法人ウィングを設立した。平成15年4月より、知的障害者通所授産施設ワーク＆ライクのびっこ（定員30名）として再スタートした。休日や夜間の生活や余暇支援の必要性もあり、平成16年よりライフサポートそらを立ち上げ、ホームヘルパーやガイドヘルパー派遣など在宅支援の事業を開始した。介護保険制度の訪問介護も年齢で途切れることのない支援体制を作るため導入した。障害者自立支援法の改正に伴い、障害者の工賃アップを目指す体制とするために、ワーク＆ライクのびっこは平成21年4月多機能型（生活介護・就労継続支援B型）に移行した。移行時、増築工事を行い、就労継続支援Ｂ型としてカフェレストランの営業を始めた。
【理事長略歴】
h2.4～h15.3　心身障害者地域ディケア施設川島町福祉作業所代表、h14.7～現在　理事長　

【多機能型事業所ワーク＆ライクのびっこ】
　　・生活介護事業　定員30名
　　・就労継続支援Ｂ型事業　定員10名
■事業目的　障害者が自立した社会生活を営めるよう、日中活動や福祉的就労の場として必要な介護・支援を行う。
■事業方針　どんなに重い障害があっても社会の一員としての役割があり、その可能性を最大限に発揮できるよう、仕事（作業）を通して実現していく。
■作業内容　生活介護事業･･･牛乳パックを再利用した名刺などの製造販売・アルミ缶や古新聞の廃品回収
委託公園清掃・クッキー等の製造販売・就労継続支援Ｂ型･･･カフェレストラン「smile　cafe　1/2」の営業

【ライフサポートそら】
　　・居宅介護・重度訪問介護・行動援護・同行援護事業
　　・訪問介護事業・介護予防訪問介護（介護保険）
　　・障害児・者生活サポート事業・福祉有償運送事業
　　・川島町障害者・児ｽﾎﾟｰﾂ芸術文化等事業（るんるんクラブ）
■事業目的　障害児・者が住み慣れたこの町で、自分らしい快適な生活を過ごせるよう、本人や家族の生活に合った支援を行う。
■事業方針　快適で安心のできる生活のために、必要な時必要な支援を柔軟に提供する。
■事業内容　自宅での介護や生活援助・外出支援・送迎サービス・レスパイトサービス・レクレーション支援など　

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