理事長中島倫久は調理の経験をつみ飲食業を複数経営していたが、交通事故により頸椎損傷を負い車椅子利用者となる。
地域の同じ障害を持つ仲間とともに自分の職歴のノウハウを活かして、平成3年に食品加工・販売をする任意団体として、小規模作業所「北のスモーク」を設立。
小規模作業所の商品としては珍しい、チーズやタコの頭、紅鮭のスモーク製品などを販売しており、地元では人気の商品となっている。

平成17年、札幌市の意向により法人化。小規模作業所は地域活動支援センターへと移行し、それにともない利用者に提供する作業も多様化していった。

【食品加工・作業】
従来の食品加工・販売から、インターネット・DMでの授産製品の販売。授産品を扱うショップに出品するほか、支援センター併設の店舗を開店。自主販売にも力を入れる。
しじみ貝の貝向き、おせち料理の真空パック、割り箸袋入れ、おみやげラーメンの箱詰め、などの下請け作業を請け負う。

【作業製品の販売などの職業訓練】
地域活動支援センター内の店舗で食品・手芸品などの販売をとおし、商品の管理・金銭の管理・接客などの職業訓練を行っている。

【法人化以降のあらたな事業】
平成18年より、ガイドヘルプ事業・ヘルパー事業を開始。利用者に多角的なサービスを提供できるよう努める。

【職業能力の開発または雇用機会の拡充を支援する活動】
・障がい者の社会参加を目的として、清掃・調理・園芸などの日常生活支援と、ラーメン・割り箸の箱詰め作業、公園清掃などの福祉的就労支援を行っている。
・インターネット上のホームページを更新できるようにし、広報活動を行っている。
・自家製水産加工品・チーズスモーク・自然食品などの販売をとおし、店舗管理・商品管理・金銭管理・接客などの職業訓練を行っている。
・DM販売・委託による店舗販売を行っている。

・リサイクル石鹸・牛乳パック椅子・ティッシュケースを作成し、福祉バザーで販売している。

【保健・医療または福祉の増進を図る活動】
・自然食品を多く使用した昼食作りを行い、利用者の健康促進に力を入れている。
・居宅介護事業により、家事援助・身体介護・通院介助を行い、利用者の健康と生活を支援している。

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