感覚統合遊具を使って、発達障がいや不登校の子どもたちと体を動かし、保護者の方と「子どもたちがどのようにして遊ぶのがいいのか」について話をするという感覚統合ワークショップを年に５回程度実施している。
作業療法士・臨床発達心理士で運営委員会を構成し、遊具製作者・介護福祉士・社会福祉士等と連携しながら、地域の小学校や不登校の居場所、児童デイサービス等で感覚統合ワークショップを開催している。

●感覚統合遊具を使っての「遊び」プログラムの実施
＊不登校の子どもたちの居場所２か所
＊地域の小学校・幼稚園・保育所２か所
＊児童デイサービス２か所
＊発達障がい児のグループ２か所
１グループ５人程度１時間のプログラムを開催。

●作業療法士による「感覚統合講座」：保護者・支援者対象
作業療法士による「感覚統合」の講座と、感覚統合遊具で子どもたちが遊ぶ様子を見ながらの解説を実施する。

●保護者へのヒアリング：保護者・支援者・製作者・作業療法士対象
感覚統合遊具を利用してみてのヒアリングを実施する。
以上を１セットとし、定期的にプログラムを開催し、作業療法士による「遊び」へのアドバイスを日常生活にどのように活かせたか等、保護者にヒアリングしながら経過を検証していく。

●運営委員会：作業療法士・臨床発達心理士・製作者・プログラム運営スタッフで1ヶ月に１回運営会議を開催し、プログラムの検討、保護者ヒアリング・アンケートをもとにプログラムの効果の検証と改善を図る。

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