平成１６年　　　　設立準備会を発足。道内数か所の障害者授産施設を見学訪問し活動内容・場所の確保などを行政機関と進める。

平成１７年　１月　正式に「瀬棚共同作業所ふれんど」として設立。保健センター２F調理実習室にて。内容は手づくりパンの製造。週３回午前中のみ。
　　　　　　９月　瀬棚町分庁舎２Fに移転。保健所よりパンの製造・販売の営業許可をもらいパンの外販を始める。
　　　　　１０月　町村合併により名称を「せたな共同作業所ふれんど」に変更。活動日を週３日から週５日に増やす。

平成１８年　１月　１Fにて店舗を開店。店舗販売も始める。
　　　　　　９月　特定非営利活動法人（NPO法人）として認可される。

平成１９年　４月　せたな町より「地域活動支援センター」の業務委託をうける。

平成２３年　１月　地域活動支援センターを新築、旧建物を改築する。

平成２３年１０月　自立支援法による国の給付事業「障害者就労継続B型」事業を始める。

①地域活動支援センターとしての活動
　発足当初、町の補助金を得て運営していたが、平成１９年度からは障害者自立支援法上の町の必須事業となった「地域活動支援センター」として現在は町より正式に委託されて運営している。活動としては手づくりパンの製造・クッキー・ピザの製造とこれらの近隣町村への販売が主であるセンター内にパンの店舗もあることから、店舗売りと販売車による外販を行っている。これらに従事している利用者は１０名いる。主に女性が中心である。毎週水曜日のみピザの製造、その他はパンの製造を行い販売している。また、クッキーやケーキ等は別注文にて行っている。発足から9年が経ち当初から行っているパン・ピザの製造販売は地域に定着したものと思われる。

②就労継続B型事業
　平成２４年１０月に発足。活動内容は冬場の町内の除雪（町よりの委託で
平成２４年度は３０数件）、資源ごみの回収・分別・売却、陶芸教室などを行っている。　力仕事や外仕事が多いことから男子中心で、現在１5名（うち２名は女子）で活動している。除雪や資源ごみの回収は町民のニーズと合致したようで需要が前半を大きく上回り、作業室が手狭になり、作業場として町営住宅１練を借り受けている。今後の課題としてB型事業の利用者は能力的に多様で今以上に多重多様な作業が求められている。
③その他
　・年２回（春・秋）の日帰りレクレーションではお花見やボーリング大会等を楽しんでいる。　
　・地域のお祭りやイベントにパン等の売店を出し参加している。また毎月学校給食用パンも受け請っている。
　・高等養護学校や近隣中高学の生徒や先生の実習も積極的に受け入れている。

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