公益財団法人を目指し、公益法人新法施行当日の2008年12月１日、一般財団法人として設立。当事業年度（12月１日～11月30日）は、全日本刀匠会の主催する講習会・展覧会の後援、国際刀装具会との共催による特別展覧会、本協会主催の学芸員並びに一般愛好家を対象とする日本刀講座等を実施した。2009年12月10日、内閣総理大臣より公益財団法人に認定された。その後、隔月にて「日本刀・刀装具公開鑑賞会」を開催。2010年６月13日～７月25日、大倉集古館にて「伝統美と匠の世界―第１回新作日本刀・刀職技術展覧会」、2011年6月12日～7月24日、同館にて「伝承の技と創造の美ー第２回新作日本刀・刀職技術展覧会」（共に日本財団助成事業）を開催。2010年、2011年各8月下旬3日間、長野県坂城町・中心市街地コミュニティセンターにて「刀職者実技研修会」を開催。
<代表者略歴>
理事長本阿彌道弘。号・光洲。1939年生まれ。1962年、國學院大學卒業と同時に父猛夫（号・日洲、重要無形文化財保持者）に師事。1986年、文化庁より文化財刀剣修理技術者に認定される。2000年、美術刀剣研磨技術保存会会長に就任。2007年、東京都教育委員会より銃砲刀剣類登録審査委員を委嘱される。2008年、東京都指定無形文化財（日本刀研磨）保持者に認定される。同年、一般財団法人日本刀文化振興協会の設立に参画、理事に就任。2010年10月、公益財団法人日本刀文化振興協会理事長に就任。

１．日本刀にかかわる伝統技術の保護育成
２．日本刀にかかわる伝統技術の展覧会、講習会、講演会等の開催
３．日本刀にかかわる伝統技術の調査研究並びに記録の作成
４．日本刀にかかわる伝統文化の振興
５．日本刀にかかわる伝統技術及び伝統文化に関する出版並びに情報の発信

平成21年12月10日付をもって内閣総理大臣より公益財団法人に認定された。

無