平成5年精神障害者通所授産施設「サニーワークホーム」を設立し、旧武生市内の精神障害者の就労支援を開始。平成13年には地域活動支援センター「アップ」を開所、利用者の交流の場の提供や生活指導や相談事業に取り組み始め、21年からは2つ目の障害福祉サービス事業所「ワークホームそら」を開所、就労支援事業の拡充を進めてきた。
当法人の利用者の会員数は113人、1日当たり常時約100人の利用者が通所している。福祉サービス事業所「サニーワークホーム」に約40人、「ワークホームそら」に約40人、地域活動センターの利用者が約20人である。なお、企業などへの社会復帰がでかる利用者は毎年3～5人である。一方、当法人理事長の山本有一郎は平成18年10月理事長に就任現在に至っている。氏は越前市内で歯医者を営んでいるが、積極的にボランティア活動に取り組んでおり、越前市の駅前商店を核として「蔵のある町づくり」や「国際音楽祭の開催事業」の企画立案や実行委員として活躍している。また、福祉事業に深い理解を寄せ、当法人の経営に大きな力を発揮している。
平成27年7月より越前市の委託を受け地域活動支援センターつながりを開所する。

当法人では、地域活動支援事業と共同生活援助事業、障害福祉サービス事業(就労移行・就労継続(B型)の3つの事業を展開している。
1.地域支援事業については、事業所「アップ」で相談支援と生活支援を行っている。障害者やその家族の方々からの相談に応じ、必要な情報の提供や助言を行うとともに電話相談・訪問相談も行っている。一方、地域で安心して暮らせるように、創作活動や地域社会との交流の場の提供など生活活動支援を重点的に実施している。
2.共同生活援助事業については、一定程度の自活能力がある精神障害者の方に、地域社会の中に溶け込んで日常生活を送れるように「グループホーム竹」「グループホーム芝原」を運営しており、現在合わせて16名の方が自立生活を送っている。
3.障害者福祉サービス事業については、「サニーワークホーム」と「ワークホームそら」を運営している。「サニーワークホーム」では、紙箱組み立てなどの軽作業から難易度の高い事務椅子肘掛組み立てなどを実施する一方で、一般企業と連携し利用者さんを企業に送り込む職場実習訓練も実施しており、この施設利用者は約40人である。
「ワークホームそら」では、タッパーの検品から出荷までの軽作業と地域の食材を活かした地産地消弁当作りを行っている。この弁当は非常に好評で現在では1日に200食を市内の事業所などに提供している。

2006年4月より地元企業の理解を得て、利用者さんが一般企業就労にむけて就労体験の場の提供して頂いている。

無