認定特定非営利活動法人RASA-Japan
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団体ID |
1715008486
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法人の種類 |
認定特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
RASA-Japan
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団体名ふりがな |
らさじゃぱん
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情報開示レベル |
![]() |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
団体の概要
1 団体名 特定非営利活動法人設立 平成21年9月24日 認定特定非営利活動法人認定日 平成29年2月16日 2 会員の状況 正会員数 34名 賛助会員数 20名 3 活動の内容 ①フィリピンの田舎や離れ島など地方の教育環境は、その質、量とも劣悪である。 これらの教育環境を少しでも改善して文盲を減らし、貧困から脱却し生活向上 に寄与するための学校建設の活動。 ②貧困家庭の子供は三度の食事はおろか、日に一度の食事も口にできない。 当然栄養失調児である。授業には勿論集中できるはずもない。 フィリピンには制度としての学校給食がないため、栄養失調児に給食支援をして 勉学に集中できる体力をつける活動。 ③上記①の学校建設活動や②の給食活動に日本から大学生をボランティアや スタディーツアーとして派遣し、フィリピンの家庭生活などの実態を体験すると ともにホームステイすることで異文化や日常生活を知る機会を与える活動。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
藤井 忠子
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代表者氏名ふりがな |
ふじい ただこ
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
468-0014
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都道府県 |
愛知県
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市区町村 |
名古屋市天白区
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市区町村ふりがな |
てんぱくく
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詳細住所 |
中平2-2627
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詳細住所ふりがな |
なかひら
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お問い合わせ用メールアドレス |
info@rasa-japan.com
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電話番号
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電話番号 |
052-803-1649
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
10時00分~16時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
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連絡先区分 |
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連絡可能時間 |
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連絡可能曜日 |
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備考 |
-
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
468-0014
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都道府県 |
愛知県
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市区町村 |
名古屋市天白区
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市区町村ふりがな |
てんぱくく
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詳細住所 |
中平2-2627
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詳細住所ふりがな |
なかひら
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
1999年7月1日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2009年10月7日
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活動地域 |
海外
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中心となる活動地域(県) |
海外
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最新決算総額 |
500万円~1,000万円未満
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役員数・職員数合計 |
8名
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所轄官庁 |
名古屋市
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所轄官庁局課名 |
市民経済局地域振興部市民活動推進センター
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活動分野 |
主たる活動分野 |
国際協力
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子ども、教育・学習支援、国際交流
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設立以来の主な活動実績 |
建設した学校数・・28校
建設した失業者の生活支援棟・・3棟 栄養失調児救済・・児童555名に給食提供(約90,000食) 派遣ボランティア・・769名 (2020年2月現在) RASA-Japanは、1981年に支援活動をタイで開始しました。 1986年に活動地域をフィリピンに移し、1999年からフィリピンで学校建設を開始しました。 それは、フィリピンの田舎では学ぶ学校に恵まれず、そのまま成人する人が多くいるからです。 名前を書くのがやっとで、まともな仕事につけず 家族すら養えない現状です。 生まれたところで学び、都会に出てくる人々を少なくしたい、 貧困の連鎖を断ち切るために学ぶことが大切だと考え、田舎に学校建設活動を続けております。 過去20年間で学校と支援施設を合計30棟を寄付してきました。 そして、ボランティア学生を延べ約700人以上を派遣して、人材育成をしております。 また、2005年から栄養失調児救済事業を開始し、2006年から栄養失調児への給食支援を 始め、延べ555名(約90,000食)以上の子供たちの栄養状態が改善しました。 2016年からは給食支援でのボランティア学生の現地派遣も行っています。 団体としまして、2009年NPO法人格を取得、2017年認定NPO法人の資格を取得し、 活動継続に力を注いでいます。 |
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団体の目的
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定款に定められた目的および事業
(定款第3条目的) この法人は、教育を受ける環境や就学の機会に恵まれない子供達に係る問題の改善を図り、 識字率の向上と学力の向上に寄与するとともに、貧困地域の人たちの生活支援並びに子供の 栄養障害に係る問題の改善を図り、子供の体力の維持向上に寄与することを目的とする。 (定款第4条特定非営利活動の種類) この法人は、第3条の目的を達成するため、 次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。 (1)国際協力の活動 (2)社会教育の推進を図る活動 (3)子供の健全育成を図る活動 (事業) この法人は第3条の目的を達成するため、次の特定非営利活動事業を行う。 (1)学校等の教育施設並びに生活支援施設建設事業 (2)奨学金支給事業 (3)栄養障害児救済事業 (4)ボランティア派遣事業 |
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団体の活動・業務
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1 学校建設活動
フィリピンの中でも、特に田舎や離れ島のように、教育や文化などに取り残された 地方の子どもたちは十分な教育がいきわたっていません。学校が遠かったり、所に よっては学校そのものが無かったり、学びたくても学べないまま成長し、文盲のまま で成人します。 彼らの子供や孫も、ほとんどの人がこの繰り返しで文盲のまま成長するのです。 このような人がまともな仕事に就けるわけがありません。貧困の連鎖なのです。 貧困の連鎖は、読み書き計算の基礎教育を受けられないことに起因します。 フィリピンの地方の学校の環境は劣悪です。 学校そのものが足りないため、慢性的な教室不足から、2部授業、所によっては 3部授業も行われております。そして、すし詰め状態です。このような貧弱な 教育環境改善のためにわたしたちRASAは田舎に毎年少なくとも一校の学校を プレゼントし続け、一人でも文盲を減らしたいのです。 2 栄養失調児の救済活動 フィリピンには、日本のような制度として確立された学校給食がありません。 学校が独自に「Feeding Program」として行っているところもあります。 しかし限られた予算内で、限られた超貧乏のわずかな子供たちに茶碗一杯の ごはんと一品のおかずという大変貧弱な内容で行っています。栄養改善には 程遠いものです。 予算も限りがあり、校内の売店収益が充てられ、お金が無くなればそこで 打ち切りとなる、大変不安定なものです。 2011年に学校建設活動をしたラグナ州のカブヤオ市サウスビル小学校周辺には、 マニラから半ば強制的に移住させられた約5万世帯の人が住んでいます。 移住先では仕事が見つからず、仕事のために親はマニラに戻っています。 わずかな収入の中からの仕送りで、家族が肩を寄せ合っています。 彼らは粗末な食事でも、一日に一回でも口にできればよい方だといいます。 栄養失調で苦しんでいます。 RASAは小学校と協議して、学校の少ない空きスペースの中から建物の一部を利用して 「栄養失調児」対象の給食活動を実施しています。 給食活動成果を毎月のBMI数値で管理し、栄養失調児の健康状態を見ています。 予算の許す範囲内で献立の内容の変更追加やビタミン剤の支給など、 気配りしながら活動しています。 3 ボランティアの派遣活動 学校建設活動と栄養失調児救済活動に日本の春休み、夏休みを活用して大学生を フィリピンに派遣しています。 学校建設活動は、毎年建設場所が変わります。しかも、田舎ですから宿泊するホテルが ありません。そこで、建設地周辺でホームステイします。教育省や地元の関係者に こちらのホームステイ条件を示して事前によく協議します。 一つの家庭に一人の学生がホームステイします。学生は、家族の一人として迎えられ 約2週間寝食を共にして過ごします。 この間に大変貴重な体験をすることが出来ます。異国の家族のかかわりや、一般家庭の 日常生活、異文化の体験ができるのです。 そして、もう一つの特徴は5~6名の班別で活動して現地学校の教壇に立つのです。 子供たちに「日本語教室」を開催します。 これは、学校も学生にも大好評です。 建設作業は一時に多人数の作業ができません。 授業と建設作業を交代で行います。 フィリピンは公用語が英語ですから、学生は英語で授業することになります。 そのため、英語力向上に大変役立つと喜んでいます。 夏の給食活動でもスタディーツアーとして給食活動に学生ボランティアを参加させます。 期間が建設活動より少し短いですが、「ホームステイ」、「日本語教室」などの条件は 建設活動と同じ進め方です。 |
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現在特に力を入れていること |
・財政基盤強化策
支援者の高齢化に伴う寄附金の減少が、年々進んでいる。 一方では、フィリピンの学校建設資材が原油価格の上昇、国内物価高騰の影響から 支出額が増加している。 活動を維持してゆくためには財政基盤の強化が急務である。 ・後継人材育成 組織体制面では、平成29年2月に認定NPO法人の認定をいただきました。 しかし、理事長以下のスタッフも高齢になっているため後継者の育成は急務。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
・家庭での食事指導の強化
栄養失調児の救済活動は、現在のサウスビル小学校でのスペース上、場所拡張は困難である。 昼食の給食支給しかできない。過去に50名からスタートして、交代制で2回で合計100名に 回数と人数を増やした。 3回まで時間内に給食できるため、今後の方策を検討しているところである。 色々な課題を解決をしないと不可能であるため、学校と協議して実現したい。 ・親への栄養指導 フィリピンの家庭での食事は、空腹を満たすだけに重きが置かれている。 そして、満腹感が持続されることにも重きがある。 したがって、満腹感を満たすためには脂っこく、そして砂糖味を濃くしている料理が多い。 その結果、極度の肥満体であり、歯が抜け落ちている人が多い。 現在実施している給食支援活動は昼食の時間帯であるので、午後2時ごろには食堂が空く。 給食終了後、母親たちに家庭料理の栄養指導を根気よく指導したい。 |
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定期刊行物 |
ニュースレター 年3回発行(3月、7月、12月)
ご希望の方は、RASAまでご連絡ください。 郵送させていただきます。 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
・あいちモリコロ基金(平成27年度) 100万円
・第10回「架け橋支援基金」(2015年) 10万円 ・東海地域NGO活動助成金 (2017年) 20万円 ・ホシザキチャリティークラブ(2018年) 20万円 ・東京町田市の団体「手を貸す運動Ⅱ」(毎年) 200万円 ・東海地域NGO活動助成金 (2022年) 10万円 ・東海地域NGO活動助成金 (2024年) 20万円 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
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企業・団体との協働・共同研究の実績 |
・NPO法人「あいちレスキュウ」との共同事業による学校建設(日本外務省のODA事業)
ブラカン州サンタマリア市ツマナ小学校建設(トイレ、机、椅子、外壁、外構を含む) 1,000万円 |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
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