～障害者雇用と地区活性をマッチング～
代々カーネーション栽培から始まった当農園は、昭和53年頃からアンスリュームなどの観葉植物の生産を行ってきました。しかし、市場全体の需要が低迷してきたこと、販売ルートの多様化や価格競争が激化してきたことなどマイナス要因が重なり、施設の取り壊しを考えるなか、もう一度、障害者を新規雇用し、ガラスハウスなどの既存施設、農園芸資材など十分に職場提供が可能と考え、有効に活用することにしました。
また、地域の後継者不足が進むなかの耕作放棄地の借受なども後押し要因となりました。

昭和55年10月　有限会社加藤植物園　設立
平成25年10月　一般社団法人ジャングルランド　設立
平成26年2月　 就労継続支援A型みんな農園　営業開始

就労継続支援A型・みんな農園は、
「和気あいあい、植物を育て学びながら働く」を理念としています。
利用者それぞれの障害の特徴を考慮して、指導員と相談しながら作業をしています。
また、一般就労により近い形で、就労経験を積んでもらえるように、利用者ごとに細やかな職業指導を心掛けています。
毎朝8：45～　出勤者全員参加でミーティングを行います。（日曜日は、お休み）
9：00～15：00（4～5時間/日)の労働時間を目安に、利用者の体力、精神状態などに合わせて働いてもらっています。
作業部門は、「花苗」と「野菜」があります。
○花苗の生産
代表的な作物は、パンジー、ハボタン、ペチュニア、ベゴニアなどが主力です。
播種～プラグ苗の鉢上げ～施肥・スペーシング作業～ケース詰め出荷作業となります。
季節に応じた栽培環境の下で、日常業務上、生産ロスが少なくなるように、人とも花ともコミュニケーションを欠かしません。
主要の卸売先は、岡山総合花き㈱、㈱広島県東部花き様が主体で、スポットで㈱姫路生花卸売市場への出荷もあります。H26年度年間生産は20万ポットでした。H27年度からは、JA岡山西山手直売所、たね井や様など直売所販路を拡げていきます。
○野菜部門
真備根菜組合の役員でもある指導員の下で、根菜類から白菜やキャベツなど野菜全般の生産販売。
当農園はタマネギの生産が主力で、昨年度は24㌧と金額ベースでは総卸売の16％だった。
作業内容は、種蒔き～植付け～収穫・袋詰め作業まで。
屋外での就労で、ストレスを感じることなく働いてもらっています。
主要の卸売先は、倉敷青果荷受組合クラカコーポレーション㈱を中心に、地元スーパー、直売所へ出荷しています。

実績なし

無

6名

0名

0名

 

 

 

パンフレット