戦国時代より約400年間受け継がれて来た播州明石稲爪神社の神楽獅子舞が継承者不足により消滅の危機にあった為、現代表の父野川順一氏の奔走により昭和54年に団体発足。発足時より、地域の子供達や青少年・少女達に稲爪神社に伝わる神楽獅子舞、また篠笛の指導、継承を柱に活動。例年の稲爪神社秋大祭の宮入を軸に、地域の住宅や店舗をお祓いして回る町周り（荒神払い）、春大祭での宮入。明石天満宮（休天神社）の祭礼、活動などに協力。明石市主催の市民祭り、あかし学講座などへの出演。明石天文科学館記念イベントへの出演。地域コミセン祭りや、獅子舞の子供体験教室などに参加協力。ろうあ団体の若者への獅子舞の指導、共演。また、近隣の大学の地域研究センターの文化人類学の調査、研究にも協力しています。現代表野川信博は、幼少期より神楽獅子舞の練習、指導に参加。現在も小学生の子息共々参加。獅子頭や太鼓などの保守修理に、また、若者達の主軸として精力的に活動しています。

例年４、１０月初旬の稲爪神社春・秋大祭の宮入、町周りでの奉納を目指して、各出演時約一ヶ月間の練習の指導、監督。稲爪神社祭礼への協力。また練習拠点である明石天満宮（休天神）の祭礼、清掃などの協力。明石市や、地域のコミセン、各団体などの要請に応じて神楽獅子舞の出演。
また、太鼓だんじり、獅子頭（大小五頭）、練習獅子頭（大小五頭）、胴長太鼓（大小4個）、篠笛（２０本）、三神面「天狗面（猿田彦命）おかめ面（天宇受売命）ひょっとこ面（手力男命）」法被、衣装、提灯、太鼓バチなどの補修管理、購入などの業務。

聞き及ぶに、100数十年前に私共の神楽獅子舞を明治天皇、皇族の方々に御上覧賜り、伊勢神宮、明治神宮にも奉納させて頂いた経歴があり、その事を知る若者達が、是非とも伊勢神宮へ奉納に、また大きな夢として、今上天皇陛下に御上覧賜りたいとの目標をもって芸を磨いております。
余談ですが、新調致します太鼓だんじりの木部材は、明治神宮、伊勢神宮へ供出された木曽桧の端材をご提供頂いております。

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