北海道美瑛で木材興行会社を興した川眞田氏（初代理事長）が機械のご操作で右手指を切断。自らハンデを負う身となり同じ障害者の生活実態を知るとその救済の必要性を感じ、昭和37年に当法人を設立した。現在の理事長は吉村克之（株式会社よしむら代表取締役　小樽地区保護司）
　設立当初は被服縫製、製靴、印刷の３部門の技術訓練を設け、後に時計とクリーニング、洋服洋裁が加わった。後志館内の施設や病院からの受注を積極的に確保して安定を図り定員も114名とした。
　現在は、相談支援事業所、福祉ホーム、生活困窮者自立支援事業も展開し、障害者だけではなく、生活に困っている方々の支援をしている。

１　障害者支援施設「北海道宏栄社」（定員54名）
障がいのある方に、施設入所支援を提供しながら、日中活動の場として生活介護事業（生産型）を提供する施設。　　　　　　　　　　　
＜施設入所支援事業＞（定員54名、現員47名）
・快適な寮生活を提供。施設内はバリアフリーで居室はすべて個室。入浴や食事も提供。
＜生活介護事業＞（定員54名、現員39名）
・日中活動の場として、軽作業等の生産活動の機会を提供。
＜就労継続支援B型事業＞（ 定員15名、現員8名）
・一般就労が困難な方に、雇用契約は結ばず、自分の希望や体調に合わせた就労支援を提供するサービス。
２　障害福祉サービス事業「宏栄セルプ」（定員60名）
障がいのある方に、自宅などから通っていただき、就労に向けてのサービスを提供する施設。　
＜就労移行支援事業＞（定員10名、現員 3名）
・一般の会社に就労を希望する方が、およそ2年間、施設内での作業訓練や事業所での実習を行うサービス。
＜就労継続支援A型事業＞（定員10名、現員9名）
・障がいが理由で一般就労が困難な65歳未満の方に、施設との雇用契約に基づく就労支援を提供するサービス。
＜就労継続支援B型事業＞（定員40名、現員49名）
・一般就労が困難な方に、雇用契約は結ばず、自分の希望や体調に合わせた就労支援を提供するサービス。
＜認定生活困窮者就労訓練事業＞
・小樽市、社会福祉協議会と連携し、引きこもりの方や長期間仕事をしていない方の就労訓練を実施している。
３　相談支援事業所「あおば」
小樽市より委託をうけ、市内在宅の障がいのある方の生活や仕事上の相談を受ける事業所。
４　宏栄社福祉ホーム（居室数14室、定員20名、現員17名）
障がいのある方に、バリアフリー対応の居室を提供。単身用と夫婦用の居室がある。

　障害者支援施設（入所）において、高齢化、障がいの重度化が進んでおり、しっかりした支援をするために人員、設備等の整備が必要となっている。
　

無

全国、北海道社会福祉協議会、全国社会就労センター協議会、全国経営者協議会、北海道授産施設連絡協議会等

 

 

 

 

 

 

北海道宏栄社広報誌