戦後、第57世住職故大島彦信上人が未来の担い手であるこども達の育成のために、昭和27年11月に保育園を設立し、その後家族を亡くしたお年寄り達の生活の生活の場として昭和30年3月に養老院を設立しました。
　昭和33年11月に社会福祉法人明照協会の設立が認可され、昭和46年7月もう老人ホーム、昭和53年4月特別養護老人ホームを設立しました。盲老人ホーム松ヶ丘葵荘と特別養護老人ホーム和順荘の落成式には秩父宮妃殿下に御台臨いただき、当時の県知事や県議会議長と共に松を記念植樹していただきました。昭和54年8月養老院改築時には、李方子妃殿下が御台臨くださりました。
　その後、福祉の多様化の要望に応え、平成10年4月に益子町老人デイサービスセンターを受託、平成12年4月七井老人デイサービスセンターを設置。核家族化の進む今日、祖父母・親・子との絆を大切にし、次世代に向け社会全体に世代間の思いやりの文化を生み出すことが今の福祉に求められている、という理事長の思いから、平成12年4月に保育園をデイサービスセンターに隣接する場所に移転新築しました。年間行事を通して、各施設との交流を図っております。

【沿革】
1952年11月　　七井保育園 設立（1958年11月法人認可）
1955年 3月　　七井養老院 設立（1962年4月法人認可）
1958年11月　　社会福祉法人明照協会 設立
1970年 3月　　七井保育園 移転新築
1971年 7月　　盲老人ホーム松ヶ丘葵荘 設立
1977年 7月　　七井養老院を七井老人ホームに改称
1978年 4月　　特別養護老人ホーム和順荘 設立
1979年 8月　　七井老人ホーム 改築
1998年 4月　　益子町老人デイサービスセンター 受託
2000年 4月　　七井老人デイサービスセンター 設置
2000年 4月　　七井保育園 移転新築

【理事長 略歴】
浄土宗名越派大本山圓通寺 第58世住職
大学にて社会福祉を学ぶ。
1959年 4月　保育園園長 就任
1978年 5月　和順荘事務長 就任
1980年 4月　和順荘施設長 就任
1984年 4月　理事長 就任

　高齢者施設においては、利用者の人権を尊重し、深い理解と愛情を持って養護し、福祉の増進に努めております。利用者が有する能力に応じた自立した日常生活を営むことが出来るよう、入浴、排泄、食事等の介護、並びに利用者の心身の機能の維持、利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図っております。更に、地域社会との関係を維持できるよう、交流の場（盆踊り大会、運動会、学校行事への参加、地域行事への参加、慰問受入等）を設けるなど配慮しております。
　保育園においては、次の世代を担うこども達が、自然と社会の恩恵に感謝する心を持ち、情緒豊かな人間性に溢れ、心身ともに健やかに育成されるよう、健全な人間形成の基本的生活習慣を培う保育を目標とし活動しております。

　世代を超えて、お互いを思いやる心を大切にする福祉を目指しております。
○保育園児・利用者・家族・職員・地域社会が、自己の尊厳と自立した生活を送ることが出来るよう　な、包括的な支援・サービス提供体制（地域との共生並びに地域福祉の窓口）を構築
○施設改修を目途に、複合的な施設運営を図る
○入所・通所サービスだけでなく、地域と協働で課題解決を図り、地域力が向上する信頼関係の醸造　と共存
○受動的ではなく、能動的に情報を発信する仕組み作り
○職員の能力・資格・経験等に応じた適切な処遇がなされるように、キャリアパスの要件（給与体　　系・人事制度・教育研修支援・勤務体制他）の確立
○笑顔で働き甲斐のある職場環境改善に向けての取り組みを推進し、健康管理・労働安全衛生教育な　どの更なる充実

・養護老人ホーム七井老人ホーム（定員50名）
・盲老人ホーム松ヶ丘葵荘（定員50名）
・特別養護老人ホーム和順荘（定員50名）※短期入所は空床型
・七井保育園（定員60名）
・益子町老人デイサービスセンター（定員15名）
・七井老人デイサービスセンター（定員15名）

無