◎代表者略歴
1982年
信愛学園高等学校（現・浜松学芸高等学校）に赴任。以降、不登校の子供たちとの関わりを続け、在校生たちに心を豊かにするするようなイベントを企画・運営し、教科の枠にとらわれない授業を展開。
2003年
特定非営利活動法人ドリーム・フィールドを発足。浜松学芸高等学校（旧・信愛学園高等学校）を退職してスクール開校の準備を始める。
2004年
フリースクール『ドリーム・フィールド』開校。
2006年
浜松市、磐田市、袋井市、湖西市等から福祉事業所としての認可を受ける。
2010年
「児童デイサービスドリームフィールド」として認可を受ける。
「就労継続支援Ａ型事業所雑貨カフェいもねこ」としての認可を受ける。

◎活動実績
平成２２年度
・5月、障害福祉サービス事業所として『児童デイサービス』事業所を開設。
・8月、『就労継続支援A型』事業所を開設。（年度内は店舗オープンに向けて活動）

平成２３年度
・4月、『就労継続支援A型事業所　雑貨カフェいもねこ』オープン。福祉施設であることを感じないバリアフリーな空間となっています。スタッフは、広汎性発達障がいや精神疾患を抱えた子どもたちがそれぞれのペースで成長でき、横の繋がりが構築できるようサポート。
・6月、静岡県の委託による『ジョブトレーニング事業』開始。スクール外のニートと呼ばれる青少年の多くにも広汎性発達障がいの特徴があり、ここでもスタッフのスキルが活かされています。

平成２４年度
・7、9、12月、音楽療法コンサートによる震災地支援事業として、岩手県にて『ドリーム・フェスタ（バリアフリーコンサートin大槌、大船渡）』開催。
・12月、『スクール・オブ・ロック音楽祭’12』開催
・3月、『スクール・オブ・ロック音楽祭（3.11から命を伝えるコンサート』開催

平成２５年度
・就労継続支援B型事業所「工房いもねこ」開設。

１）フリースクール「ドリーム・フィールド」
◎平常時の活動
学習、通信高校サポート、英語講座、アート教室、写真講座、ドラム＆ボーカル・レッスン、卓球、テニス、料理、ゲーム、映画鑑賞、手芸、園芸、将棋、アカウミガメ保護活動（産卵調査・放流会）、失業者生活支援活動、戦場体験保存活動、他

◎スクール行事
キャンプ（富士山麓）、スキー教室、釣り（新居海浜公園、浜名湖）、お花見（浜名湖ユースホステル）、登校拒否を考える全国合宿（鬼怒川温泉）、バリアフリーコンサート（浜松駅前キタラ）、水質汚染調査（馬込川・天龍川河口、佐鳴湖）、養護学校でのボランティア演奏（浜松養護学校）、遠足（愛・地球博ツアー、浜北森林公園、竜洋海洋公園、大道芸ワールドカップ、平塚・鎌倉ツアー、浜名湖ガーデンパーク、パルケ・エスパーニャ）、沖縄戦場体験取材旅行、他

◎外部イベント
ウミガメフェスティバル（サンクチュアリ・ジャパン）、静岡県障害者芸術祭（静岡県障害者芸術祭実行委員会）、「全国スクール・オブ・ロック音楽祭」（ヤマハ）、新浜松市夢づくりフェスタ（浜松商工会議所）、やらまいかミュージック・フェスティバル、はままつ冬の蛍フェスタ、各高等学校、大学におけるゲスト演奏、浜松音楽祭ポピュラー部門（浜松市文化振興財団）、全国フリースクールフェスティバル、他

２）障がい児のための学童保育「ドリーム・キッズ・クラブ」
障がいを持った子どもたちが放課後に伸び伸びと過ごすことのできる学童保育事業。平常時5名、長期休暇時には8名の子どもたちが通っている。

３）教育相談
随時教育相談を実施。年間約50名ほどの無償の教育相談を受けている。

４）ニート等へのジョブトレーニング事業
ニート等、就労が困難な若者の就労支援。
IT・デザイン部門、農業・作業部門、飲食・販売部門の就労体験。

５）被災地支援事業
2012年に「音楽療法コンサートによる震災地支援」として、東日本大震災で被災した岩手県の大槌町、大船渡市で「広汎性発達障がいや精神疾患を抱えたフリースクール生が企画運営し、震災地の障がい児や被災した皆さんが共に生きる歓びを共有できるバリアフリーコンサート」を実施。

※ドリーム・フィールドは、「放課後等デイサービス」事業所、「就労支援A型」事業所でもあり、「浜松市日中一時支援事業委託事業所」「浜松市発達障害児等生活支援事業委託事業所」「磐田市日中一時支援事業委託事業所」「磐田市発達障害児等生活支援事業委託事業所」「袋井市発達障害児等生活支援事業委託事業所」としても、各市より委託指定を受けている。

※フリースクールは学校教育法の定める「学校」には当てはまらないため、公立学校や私立学校が受けている国や県からの補助金（子ども一人当たり7万～9万円）を受けることはありません。その一方で、「フリースクールは教育機関ではない」という見解をいまだにお持ちの学校関係者もいらっしゃるのが現状。

無