１９１９（大正８年）
盲目の人、秋元梅吉は日本の盲人に聖書の福音を伝えることに使命を見出し、「盲人基督信仰会」を設立。
１９２４（大正１３年）
世界で２番目の点字旧約聖書が秋元梅吉を中心に視覚障害者の手によって、１２月２１日に完成し、翌日、内村鑑三の聖書集会で点字聖書完成感謝会を開催。
１９２８（昭和３年）
大正天皇御大葬御用材を拝受し、杉並区大宮前に移転。
１９３３（昭和８年）
「盲人基督信仰会」を「東京光の家」と改称。
１９５２（昭和２７年）
財団法人から社会福祉法人に組織変更。
１９５７（昭和３２年）
前年に購入した日野市（現在地）2400坪の土地に第1期工事として約250坪の建物が完成し、定礎式を行う。
１９５８（昭和３３年）
杉並区大宮前より日野市に移転。
１９６４（昭和３９年）
東京光の家会報「光の家」を創刊。
１９６５（昭和４０年）
盲人ホーム「光の家鍼灸マッサージホーム」を開設。
秋元梅吉が藍綬褒章を受章。
１９６８（昭和４３年）
秋元梅吉が勲四等瑞宝章を受章
１９６９（昭和４４年）
創立50周年記念行事を行い、記念誌を発行。
１９７４（昭和４９年）
救護施設の一部を転換し、重度身体障害者授産施設「旭が丘更生園」（定員50名・現光の家栄光園）を開設。
１９７５（昭和５０年）
秋元梅吉、82歳で天に召され(2月8日)、従五位に叙せられる。
田中亮治常務理事が理事長に、田中のぞみが常務理事に就任。
１９７９（昭和５４年）
救護施設の一部を転換し、重度身体障害者更生援護施設「新生園」（定員50名）を開設。
東京光の家創立60周年記念及び新生園落成感謝会を開催。
施設内広報誌「光の家ニュース」が発刊される（後に「燈心」と改題）
１９８９（平成元年）
創立70周年記念「愛のサウンドフェスティバル」を開催。
利用者によるバンド「正秋バンド」を結成。
１９９０（平成２年）
田中のぞみ常務理事が全国盲重複障害者福祉施設研究協議会の会長に就任。
創立70周年記念誌「新しき第一歩」を発行。
１９９３（平成５年）
田中理事長が全国救護施設協議会会長に就任し第23回毎日社会福祉顕彰を受賞。
１９９４（平成６年）
田中理事長が藍綬褒章を受章。
１９９５（平成７年）
田中理事長が点字毎日文化賞を受賞。
救護施設の改築工事を実施、翌4月より定員80名となる。
１９９６（平成８年）
3施設名が「光の家神愛園」「光の家栄光園」「光の家新生園」と改称。
２０００（平成１２年）
地域交流センター開設。
２００３（平成１５年）
田中理事長が勲五等瑞宝章を受章。
２００６（平成１８年）
障害者自立支援法が施行。
２００７（平成１９年）
障害者自立支援センター開設。
２００８（平成２０年）
田中のぞみ常務理事が瑞宝双光章を受章。
２００９（平成２１年）
光の家新生園と光の家栄光園は障害者自立支援法下の障害者支援施設に移行。
光の家生活訓練ホーム（のぞみの家）完成。
東京光の家が創立９０周年を迎える。
２０１０（平成２２年）
田中ノゾミ常務理事が名誉顧問となり、石渡健太郎が常務理事に就任。
２０１１（平成２３年）
創立９０周年記念誌「みことばに導かれて」を発行する。
２０１２（平成２４年）
地域で生活する障害者を対象とした通所施設、光の家就労ホーム（定員２０名）を開設。

東京光の家　6施設の目的と他の事業

１．指定障害者支援施設　光の家新生園（平成２０年度に新体系移行済み）
　　　　　　　　　　　　生活訓練ホーム（のぞみの家）
E-mail　　sinseien@hikarinoie.org
障害者自立支援法に基づく支援施設で、視覚障害と他の障害を併せ持つ重度の盲重複障害者を対象とし自立に必要な治療と訓練を行うことを目的とする。
・事業内容　施設入所支援　　　定員：５５名
　　　　　　短期入所　　　　　定員：　２名
　　　　　　生活介護（訓練型）定員：５４名
　　　　　　機能訓練　　　　　定員：　６名
・生活訓練：身辺処理・家事訓練・学習（パソコン等）
・行動訓練：歩行訓練・感覚訓練・体育訓練
・作業訓練：手芸・木工・籐細工・陶芸
・生活支援：日常生活支援・カウンセリング

２．指定障害者支援施設　光の家栄光園（平成２０年度に新体系移行済み）
E-mail　　eikoh@hikarinoie.org
障害者自立支援法に基づく支援施設で、雇用されることの困難な視覚障害者を対象とし、必要な訓練を行い、かつ職業を提供することにより自立を図ることを目的とする。
・事業内容　施設入所支援　　　定員：６０名
　　　　　　短期入所　　　　　定員：　２名
　　　　　　生活介護（就労型）定員：７０名
　　　　　　就労継続支援Ｂ型　定員：１０名
・点字出版
・自主製品の製作
・ショップ「アガペ」の営業

３．救護施設　光の家神愛園
E-mail　　sinnaien@hikarinoie.org
生活保護法に基づく保護施設で生活扶助を行なうことを目的とし、一人ひとりの生活にあった支援を行っている。　
・定員８０名
・生活面では、健康管理を中心に日常生活全般の支援を行っている。（食事・入浴・買い物・通院・環境衛生）
・日中活動は、各種サークル、作業活動（陶芸・木工・手芸・ウエス・和紙）を中心として行っている。
・学習訓練は、点字学習、歩行訓練等を行っている。

４．盲人ホーム　光の家鍼灸マッサージホーム
地域生活支援事業（障害者自立支援法）と位置づけられ、あんま師、鍼師等の免許を有し、かつ自営し又は雇用されることの困難な視覚障害者を対象とし、施設を提供すると共に必要な技術の指導を行い、利用者の自立を図ることを目的とする。
・料金(毎月1日はサービス日　500円割引)
・はり･･･4000円・マッサージ･･･2500円(30分)3800円(70分)5000円（100分）
・定休日(水曜日)

５．障害者通所施設　光の家就労ホーム
・事業内容　生活介護　　　　　定員：１０名
　　　　　　就労継続支援Ｂ型　定員：１０名

６．地域交流センター
地域の人達との交流及びボランティア活動の拠点
１階：ボランティアルーム・研修室･録音室2部屋
２階：ゲストルーム(洋室・和室)・家事訓練室
３階：音楽室
各部屋使用料(午前9時～1時／午後1時～5時　4時間)1000円　
　宿泊料(ゲストルーム)1泊　2000円（食事代　3食1500円）

７．障害者自立支援センター
障害者自立支援法に対応した障害者の自立を支援するための機能を備えたセンター
１階：光の家鍼灸マッサージホーム
２階：自立に向けた居室（個室）・食堂・浴室
３階：リハビリテーション室

８.指定特定相談支援事業所　光の家相談支援事業所
障害者等、または障害者等の介護を行うものからの日常全般に関する相談業務を行う。
計画相談支援（サービス利用計画案の作成等）により、継続したサービス利用の支援を通じ
地域福祉への貢献を図る。

9.指定共同生活援助・短期入所事業所　光の家障害者グループホーム（ショート）事業所
障害者自立支援法に基づく支援施設で、利用者が地域において自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、共同生活住宅において相談、その他日常生活上の援助を行う。
・事業内容　共同生活援助　　　定員：7名
　　　　　　短期入所　　　　　定員：1名

・国や自治体の施策に則り、従来の入所型支援施設ではより障害程度の重い重度者を中心として運営を行い、中軽度者の社会移行（自宅・グループホーム・ケアホーム等）の一層の整備促進を積極的に図る方向で計画を立てている。
・地域における障害者福祉の拡充を図るべく、当法人では先ず既存の障害者支援施設に併設する形でショートステイ（短期入所）を４室設け、普段日常は自宅等で生活をされている地域の障害者の方々やそのご家族のニーズに応え、レスパイドケア等の利便性を確保する為の取り組みを行っており、今後拡充する方向で検討を重ねている。

・全国社会福祉協議会のアジア海外留学生の実地研修機関として指定され、長年に亘り海外からの研修生を継続受け入れしている。（毎年７月～８月頃２カ月程度）
・多数の大学や専門学校からの現場実習を毎年数多く受け入れている。

無

全国救護施設連絡協議会、全国社会福祉施設経営者協議会、全国盲重複障害者福祉施設研究協議会、日本盲人社会福祉施設協議会、社会福祉法人協議会