１９８０年代岩国市に障がい者の通所施設がなく養護学校卒業後、他市町村へ出向くしかなく親元を離れることを余儀なくされていた。その子ども達、親達のの要望により、卒業後も地元で過ごすことができるよう設立された。１９９０年代、岩国市には事業団が運営する１００床の特養が１カ所しかなく、待機者があふれ、希望しても特養へ入ることができない状態であった。また、通所介護事業所も少なく在宅介護を支えることができない状態だった。そのニーズに答えるため通所介護を併設した特別養護老人ホームを開設した。現在は障害者分野では就労継続支援、就労移行支援事業、生活介護事業、相談支援事業、共同生活援助事業を実施。高齢者分野では介護老人福祉事業、短期入所事業、通所介護事業、居宅介護支援事業を実施している。

障がい者福祉においては、しらかば園において就労継続支援（Ｂ型）、第２しらかば園において就労移行支援事業、生活介護を行いクッキー製作、販売、弁当製作、販売、ウエス、印刷、犬のおやつ作りなどを実施している。また、障害者地域生活支援センターしらかばにて相談支援事業、グループホームしらかばにて共同生活援助（グループホーム）も展開している。高齢者福祉においては、入所施設として介護老人福祉施設、短期入所生活介護、通所施設として通常規模型通所介護、新しい総合事業として通所型サービスタイプ2(要支援者等が対象になる短時間の通所介護）、相談事業として介護保険相談室を展開している。

過疎化の進む山間部地域にある施設であり、地域住民の皆様の生活にお役に立つ事ができるよう、地域にとってなくてはならない施設となれるように地域支援活動（地域行事への参加、サロンなどへの講師派遣、陶芸教室・健康教室・栄養教室の開催、地域との勉強会、幼稚園慰問）や新しい総合事業における通所型サービスを展開していく。

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山口県老人福祉施設連絡協議会　山口県デイサービス連絡協議会

 

3名