設立の経緯としては、設立母体である日本労働者協同組合で働く仲間が元気なのに65歳になったら定年となり、組織を退職していき老いて行ってしまうことから、働くことのこそが最大の福祉と考え、また、地域の中にも元気な高齢者はたくさんおられることから、私たちは「寝たきりにならない、しない、元気な高齢者がもっと元気に、一人ぼっちの高齢者をなくそう」を合言葉に1995年9月3日に設立しました。設立後の主な活動実績としては、設立後、沖縄本島内の市町村と提携してヘルパー養成講座を5年間ぐらい行い、1000名超の地域福祉の担い手を育てました。一方地域の中では独居老人の孤独死などが報道される中、少しでも地域に貢献していければと考え、また、高齢者の働く場づくりのため、配食サービスセンターを1997年2月那覇に開設しその後、2000年6月名護に開設、2002年11月恩納村に開設、2013年12月沖縄市に開設し、元気な高齢者等の働く場や地域の高齢者等が地域の中で安心して暮らせるために応援を行っております。また、那覇では月2回程度、地域の元気な高齢者が集まって趣味や仲間づくりを行うために「地域ふれあいゆんたく会」を開催しております、その他として、2002年に名護市内で「全国ケアワーカー集会」を厚生労働省を始め沖縄県及び県内の市町村の後援をいただき、1500名の参加で開催、2014年10月に名護市内で「協同集会inおきなわ」を310名の参加で開催しました。
代表者の略歴としては、高等学校の教師として定年まで勧められた後、地域でのボランティア活動、民生委員を経験されております。現在でも、地域の中でボランティアとして陶芸を教えておられます。

1997年2月より、高齢者等の安否確認と健康維持のため、管理栄養士がカロリー計算（１食当たり500kcal～600kcal）した減塩食で利用者の要望に合った（特に、特別食として、腎臓、糖尿食、透析食、きざみ食、ミキサー食等）配食サービスを月曜から土曜日の昼食、夕食行いながら、声掛けをしながら安否確認を行ってきて、2015年３月末現在では、４事業所で20市町村へ配食を行い、約30万食を提供しております。他には、地域で暮らすために必要とされる生活支援事業（介護保険外でお部屋の掃除、庭の草刈等）を少しですが行っております。その他として、必要に応じて、地域福祉や仕事おこし、まちづくり等をテーマにしたシンポジウムの開催なども行っております。

介護保険改定に伴い、要支援1.2の方々に対して、地域の中で安心して暮らせるために必要な生活支援（食は当然ですが農業や買い物代行や仲間づくりができるコミュニティカフェ等）を行って行きたいと考えております。

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