設立の経緯
みんなの手では任意団体として障害者（児）支援を行っておりましたが埼玉県独自の障害児（者）生活サポート事業の市町村からの委託が社会福祉法人とNPO法人に限定された為、その必要性に迫られ平成１７年８月１９日に法人化されました。
代表者経歴
代表理事である吉澤　和美は保育士として乳児院へ勤務したのちに高齢者、障害者向けの支援に興味を持ち、地域の社会福祉協議会においてヘルパーを５年ほど経験し、その後有志一同と共に任意団体みんなの手を設立いたしました。
活動実績
前記の通り特定非営利活動法人みんなの手は埼玉県が市町村を通して行っている障害者（児）生活サポート事業の委託を受けて活動しております。委託先は寄居町、深谷市、熊谷市のみにとどまらず前住所地特例もある事から、戸田市や幸手市からも委託を受けております。
福祉有償運送が法令化された為、平成１８年１月３１日に関埼福第100号にて許可を得てそれまでの障害を持っている方への活動に加えて、介護認定をお持ちの高齢者の方への支援にも力を入れ、特に通院や買い物、地域に根ざしたサービスを提供するべく活動をしています。
現在の利用登録者数は約３００名で、近年の高齢化によりますますサービス利用の
需要は増えて来ております。　移送サービス回数は開始からの回数が約１０，０００回となり現在は借り上げも含めて車イス対応車１台、セダン型普通車１台と軽自動車６台の合計８台でサービスの提供をしております。
以前は回転シート車１台と車椅子対応車がもう一台ありましたが、走行距離がかさんだ為廃車処分致しました。
人員的には福祉有償運送運転協力者講習会修了者２１名で活動を行い、そのほとんどの人が介護福祉士、ヘルパー２級、看護師など福祉サービスの資格を持っています

団体の活動・業務
特定非営利活動法人　みんなの手の日常活動は前記の通り、埼玉県の市町村からの委託を受けた障害者（児）生活サポート事業と福祉有償運送から成り立っております。
健常者の方は残念ながらお手伝い出来ませんが、障害のある方や介護認定が有る方については出来るだけ受け付けをさせて頂き、利用されるご本人の状況や体調をまずは
確認させて頂く事から始めています。

生活サポート事業では個々の所得に応じて１時間あたりの自己負担額が減免されておりますが、近年では県の定める条例の上限額（１時間あたり９５０円）が適用される
市町村も増え、減免の対象も減っております。

障害児童をお持ちの家庭に対して一時預りなどのサービスの提供もサポート事業で
行っており、一時預りの間に埼玉県農林公園、川の博物館などへの外出や散歩など
個々の状況に応じての対応も行っております。

一方、福祉有償運送は寄居町が地理的問題もあり高度な医療体制が確立されて
居ないため、近隣の深谷赤十字病院、小川赤十字病院への通院などの利用頻度が増え、
その他にもいろいろな理由で利用されたい方が増えている感じを受けています

最近では埼玉県の障害者サポート事業の対象除外者である近隣の障害者、障害児の入所施設に入所している方からの外出依頼も増えておりますが、電動車いすは現在の車両では大きさの制限から運搬ができず、また仲良しの方が二人で、車椅子二台（スタッフは一対一なので二人）の利用もお断りせざるを得ない状況にあります。
業務運営については協力者も多数確保されている事から車両の問題が解決すれば
目的としているもっと自由な外出を提供出来るのではないかと考えております。

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埼玉県移送サービスネットワーク

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パンフレット