平成２１年１２月協会設立以来、「山の知識」検定を実施することを計画し、準備を続けました。設立資金および検定実施のための資金は、設立時理事４名の出資によりました。
平成２３年１月、東京における会場が決定し、１０月開催が可能となったので、案内パンフ、申込書、募集要項作成に入りました。
平成２３年６月、告知活動を開始し、案内パンフの配布や山岳雑誌への広告を始めました。並行して、学識経験者やベテラン登山家に作題依頼を行い、問題を蓄積しました。
平成２３年９月約２００名の申込みがあり、締め切りました。
平成２３年１０月２日、日本橋の会場において第１回「山の知識」ブロンズコースの検定を実施しました。
平成２３年１０月中旬、上記検定の合格証、解答・解説集を発送します。
代表者略歴　２０１０年２月まで（社）東京都山岳連盟副会長兼専務理事、この事業に注力のため辞任し、現在に至ります。

登山は誰もが楽しめる国民的スポーツです。しかし、一方、悲しい山岳遭難や自然破壊をともないます。これらを防ぎ、楽しい登山をするためにはトレーニングや装備とともに、正しい山の知識が必要です。気象・自然・体育生理・遭難対策に関する知識の向上が必須です。これらの学習と動機づけを行うため「山の知識」検定を行うこととしました。さらに、山の歴史、文学、芸術、植物の知識は山登りを一層楽しくしてくれます。
「山の知識」検定は、これらの知識の幅と深さを登山者に提示し、学ぶことの必要性と楽しさを理解してもらおうとするものです。
協会のモットーは“学びて、いやます山の楽しみ”です。
平成２３年１０月２日第１回山の知識検定を実施しました。北は北海道、南は佐賀県から、１５歳から７５歳まで１９３名の方に受検していただき、１０４名の方が合格しました。
来年第２回を実施の予定です。初級レベルのブロンズコース、上級のシルバーコースの２コースを設定の予定です。

・より広く、より深く検定を広げていき、受検者層を増やしたいと思っています。
・初心者対象のブロンズコースから、中級シルバーコース、上級ゴールドコースと登山者のレベルに合わせて挑戦コースを増やします。
・東京地区のみでなく、関西、中京等主要都市での実施を目指します。
・山小屋や頂上で「山の知識検定」話題になり、山の知識の重要性が高まるよう努めていきたいと思っています。

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