この法人の前身団体である品川区知的障害者育成会は知的障害者（児）を持つ親の集まりです。同じ立場の者同士が共に手をつなぎ、子どもの代弁者となり、地域の中で当たり前に暮らせる社会を目指し親なればこその活動をしています。年８回の母親学級、障害者を取り巻くさまざまな問題の勉強会をおこなうほか、会報を発行し、情報提供や行事等の連絡をおこなっています。また行事としては、運動会や親子研修バス旅行、東海道七福神めぐり、障害者まつり等、平成２０年１０月には障害者を理解していただくために、映画プライドインブルー（もうひとつのワールドカップ）上映の実行委員会を立ち上げ、大勢の方々にご協力をいただき上映会開催をするなど各種の行事をおこなっています。事業としては、１０年間継続して喫茶コーナーの運営をしています。

喫茶ぽこあぽこの運営
障害者(児)居宅介護事業所(サポートセンターえがお)の運営　他

私たち品川区知的障害者育成会では、ＮＰＯ法人を立ち上げるにあたって、障害福祉サービスの移動支援事業が重要と考え、知的障害を持つ人たちが安心して地域で暮らしていくことや、社会参加、余暇活動の充実、また、本人の出来ることが増え、本人なりの自立をめざし、地域で豊かに暮らしていくことが将来に向かって必要であると考えました。障害者自立支援法が施行され、さらに法律が変わっていく中で、知的障害者（児）の最も身近な理解者として親の会「育成会」は【品川区知的障害者ふれんどりー事業】などを通して安心して知的障害者（児）が地域のいろいろな活動に参加し、余暇活動としての社会参加が楽しめる機会を増やし、生活の充実、意欲的な生活の手助けをしていきたいと思います。
また、知的障害者を取り巻く社会情勢の急激な変化にも対応していけるように、これらの活動を通じて地域での障害者理解と共感をえられればと考えています。

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