「この子等に生きる喜びを」と願い上田市の身体に重い障害を持つ子の親たちのわが子の思い、そしてその願いが当時の初代理事長とともに行政を動かし、地域のみなさまの協力も得て、昭和53年4月に重度身体障害者授産施設 「上田しいのみ園」が設立されました。その後重度身体障害者療護施設「しいのみ療護園」と特別養護老人ホーム「室賀の里」が開所いたしました。また、居宅介護支援各種事業、相談支援事業の開始など活動しています。現在の理事長におかれましては、市内の会社の経営をしていましたが、初代理事長が亡くなられたあとに4代目として理事長の職に就かれました。上田市の障害者・高齢者福祉の向上のために日夜努力されています。

上田しいのみ園は、重度身体障害者授産施設より平成22年10月に障害者支援施設に移行し、現在では日中活動として、生活介護事業、夜間土日は施設入所支援事業として活動しています。また、相談支援事業も平成22年2月より開所しています。しいのみ療護園も障害者支援施設として移行し活動をしており、高齢者介護施設では、特別養護老人ホーム、老人短期入所事業、老人デイサービス事業、老人居宅介護等事業、小規模多機能型居宅介護事業などの活動をしています。

当施設は、安心・安全・快適な暮らしの場を提供し利用者の自立支援と地域福祉を支援することを目標としています。利用者や職員の思いを元に中長期目標を作成し、多機能的な施設を目指したいと考えています。具体的には近くにグループホームを建設し障がいをお持ちの方、高齢者の方、働くお母さんのための子供の施設等様々な方がご利用できお互い助け合って生活出来るような施設をと考えています。平成27年度には近くに土地を購入し、施設内でプロジェクトチームを作りました。県内外のグループホーム、富山型施設、託児所など見学し、これからの施設を目指し未来を見据えながら活動しています。

上田しいのみ会は「すべての人が自立した 幸せな生活を送ることを願い、社会福祉事業を通じて その実現を目指します」をスローガンとして地域の中でも、施設で生活をされている方も、支援が必要となった人たちの人生を支えるために、職員一同、真摯なよい仕事を続けていけるように日々努力しています。

無

3名

 

 

 

1977年6月9日

 

新会計基準

平成29年5月22日　法人監事役員2名による監査がありました。特に問題もなく順調に経営がなされているとのことでした。