＜沿革＞
1999年10月
◇自閉症児の子育てを考える会「マボンヌの会」設立
ＴＥＡＣＣＨの勉強会や情報交換、施設見学などを行う。
2002年7月
◇しょうがいのある人たちの未来を創る会「ナップの森」誕生
◇しょうがいのある子どもたちにも休日楽しく過ごせる場をと「余暇活動支援事業所こもれびあん」を開所
2003年4月
◇ＮＰＯ法人格を取得
◇「作業所設立委員会」立ち上げ
2005年3月
◇現在の地に建物を建設
2005年4月
◇「お菓子の店ナップの森」をオープン。菓子販売に加え喫茶・展示コーナーも設け、地域住民の交流の場として、また“しょうがい”への興味・理解を深めてもらうための一歩と考えました。
2005年5月
◇「児童デイサービス事業所こもれびあん」開所
（2013年「日中一時支援事業」へ事業変更）
2007年4月
◇学校卒業後の“はたらく場”として「ナップの森地域活動支援センター」を開所

※「余暇活動支援事業所こもれびあん」ならびに「日中一時支援事業所こもれびあん」は、法制度の変更や他事業者の増加などの理由による需要の変化による利用者の減少に伴い、2015年3月をもって閉所。

ナップの森地域活動支援センターでは、ひとりの人間としてあたりまえに暮らしていける場所を拓いていくこと、地域の中でより充実した生活を送ることができるように、利用者それぞれの目的に応じた活動の場です。生産活動及び創作活動の機会を提供し、地域社会との交流、生活能力等の向上に必要な日常生活訓練、レクリエーション活動などを主な活動としています。

＜具体的な活動内容＞
●豆腐工場での作業
安心の国産大豆とにがりを材料とする豆腐を作っている工場にて作業を行います。
●菓子製造の作業
店舗内の厨房にて、保存料や添加物を使わず一つひとつ丁寧に手作りし焼菓子やケーキを作っています。材料の計量や形成、袋詰めなどの作業を行います。
●小物製作
身近な材料だけで作る消臭剤やデコパージュ技法を用いての小物製作などを行います。

それぞれの方の得意を活かし、柔軟な体制で作業に適宜取り組んでいただいています。
どの作業に関しても、どんな小さな工程でも一つひとつ大切な欠かすことのできない作業です。自分が携わった物が売れる。お客様に手にとって買っていただける。その嬉しさが“仕事”での喜びとなり、モチベーションとなります。毎日、変わらず仕事に取り組むことで、リズムという意味でも生活が安定し、ひいては人生を豊かにする一端を担えると考えています。

今後は、地域活動支援センター事業や店舗をより発展させていくと共に、“生活の場”としてグループホームの設置を目指しています。
グループホームの設置は、ナップの森設立当初からの最終的な目標でもありました。余暇を楽しむ場、学校卒業後の就職先、そして、家族から自立して生活する場となるグループホームは、障がいのある人たちもあたりまえに地域で暮らしていくために必要不可欠なものです。
現在の
①日中活動としての地域活動支援センター
②地域交流としての店舗運営
という事業展開に加え、
③生活の場としてのグループホーム
を設置し、これら3つの事業を運営していくことを目指しています。

実績なし

無