われわれ一般社団法人すばるは、ただ障害を持つ子どもたちの笑顔見たいという思いで活動を始めました。最初は川遊びや公園遊びができる程度の少人数の集まりから始まりました。今では少しずつ利用者や応援して下さる方々も増え、活動の幅も広がってきました。当時すばるを利用してきた子ども達も成人となり、われわれも親亡き後の行く末を考えるようになりました。そして障害を持つ子どもたちを支えたいという思いは次第に大きくなり、ケアホームゆいの風、児童発達支援事業ぷちぷち☆すばる、放課後等デイサービス事業らんらん☆すばる、相談支援事業もしもし☆すばるを開始できるまでになりました。現段階では生涯を通して子どもたちが安心して生活できる場を提供できるに至ってはおりませんが、強い意志と結束力で更なる事業展開をと望んでおります。

すばるのあゆみ（すばるホームページより抜粋）
●平成7年
・7月青梅手をつなぐ親の会の親達が「たけのこクラブ」と命名し、知的障害児のための　学童保育グループとして、夏休みを利用して活動を始める。希望の家の会に所属し、希望の家にて主に活動する。水あそび、公園、散歩、プールなどをして過ごす。
●平成13年
・生活クラブの草の根市民基金より助成金を交付される。（すばるの家建築費の一部に）
・5月「すばる」と改名する。　
・地域ディグループの補助金を申請する。
・NHKからかば基金より備品の助成を受ける。（冷蔵庫、ガスコンベック）
・すばるの家厨房設備が整い調理作業開始。
・青梅市福祉まつりに参加
・社協だよりにて指導員を募集する。
●平成14年
・地域ディサービス補助金が支給される。
・いきいきふれあいフェステバルに参加する。
・東京マイコープ市民活動助成金が交付される。（外の手洗い場,足洗い場）
●平成15年
・青梅手をつなぐ親の会を脱会する。
●平成17年
・年２～３回宿泊訓練の実施する。
・畑作業、手作り作業など取り入れ充実した支援ができるようになる。
●平成22年
・会員が24名になる。
●平成23年
・11月11日ケアホーム設立に向け一般社団法人すばるを設立。
●平成24年
・8月設立総会を実施する。
・放課後デイサービス事業、相談支援事業の開始手続きなど準備を始める。
●平成25年
・平成２５年４月１日放課後等デイサービス事業らんらん☆すばる。児童発達支援事業ぷちぷち☆すばる。相談支援事業もしもし☆すばる開設。
　　　　　　　　　　

①ケアホームゆいの風（共同生活介護）平成２５年９月開始予定。
知的障害者の親たちが集まって、実施を決断した施設で７名定員のユニットとなっています。重度といわれる区分５、６の方々がほとんどです。
親亡き後の子どもの行く末、親亡き後も幸福な生活をおくって欲しい、楽しく沢山の友人と暮らして欲しいとの強い思いの結晶です。
場所は東京都青梅市富岡、埼玉県との県境に近い自然が豊かで、とても静かな土地です。近くに入所施設もあることから近隣の福祉に対する理解も深くケアホーム建設に最適な場所であると考えています。
建物は木造平屋建てでバリアフリーの設計となっています。木をふんだんに使い、暖かい雰囲気を感じられるようなデザインとなっています。
支援の体制も福祉経験のある施設長を迎え、きめ細かい個人を尊重した福祉の実践を目指しています。
②児童発達支援事業ぷちぷち☆すばる、放課後等デイサービス事業らんらん☆すばる
（多機能）
学校の放課後及び休日、発達に心配のあるお子様に日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応訓練等を行います。放課後活動的な側面もあり、障害時の学童保育のようなものです。
以下サービス内容すばるホームページより
主なサービス
・日常生活における基本的な生活習慣を身につけます。
・個々に持っている力を伸ばします。
・集団での関わりを学びます。
・子供や保護者からの生活、福祉施設等への相談、助言等他機関との連携を図り、子供たちが、より地域で生活しやすい環境を共に作って行きます。
・行き帰りとも送迎を行い、保護者の負担軽減をします。
・おやつを毎日提供します。土曜日には昼食を提供します。
基本精神
障害があってもなくてもあたりまえに生活し、成長する権利はすべての子どもにあたえられなければいけません。すばるは成長のつまずきや不安をともに受けとめて、子どもの成長を一緒に見守りたいと考えています。
また、私たちは障害を持つお子さんをかかえるご家族にも休息が必要だと考えています。
子育てに疲れた、たまには息抜きがしたい、また冠婚葬祭に出席するなど、理由を問わず、預けたいときにお子さんを預かれる場でありたいと思っています。
③相談支援事業もしもし☆すばる（特定、障害時）
地域で生活される、障害者、及び障害児または、そのご家族のよろず相談窓口です。福祉サービスの情報提供や、サービス利用等計画書の作成も承っています。また、当事業所の相談支援専門員は障害者の親であると同時に知的障害、身体障害、精神障害など全障害においての福祉経験があり、あきらめないこと、見捨てないことといった、当たり前の福祉を目指しています。

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