小牧市社会福祉協議会は、昭和30年3月、任意団体として設立、当初は共同募金運動や福祉資金の貸付業務を行い、昭和36年には心配ごと相談所を開設した。そして、昭和46年9月に社会福祉法人の認可を受けたことをきっかけに、本会活動のモットーである住民参加、住民主体の地域福祉を呼びかけて、機関紙「社協だより」を市内全戸に配布。その一方で、住民の生活に密着したPRを展開した。また、「車いすセンター」の開設、「給食サービス」などの事業を実施し、「小牧市ふれあいの家」の運営を小牧市より受託するなど活動の幅が広がった。さらにボランティア活動の拠点として、昭和53年に「ボランティアセンター」を開設し、各種ボランティア養成講座の開講にも力を注いだ。昭和61年には、国庫補助事業の「ボラントピア事業」の指定を受けて、「シルバー奉仕団」、「婦人奉仕団」、「ジュニア奉仕団」の結成により、地域ボランティアが組織化し、地域に根づいた活動を展開した。平成6年、総合福祉施設「ふれあいセンター」の開館により、その運営を小牧市から受託したことにより、事業型社協として大きく転換した。「地域福祉サービスセンター」や「介護支援センター」が福祉福祉の総合相談を受ける一方で、「ふれあいデイサービスセンター」「岩崎デイサービスセンター」におけるデイサービス事業の運営も小牧市から受託した。
また、平成12年にスタートした介護保険事業に呼応して、「居宅介護支援事業」及び「訪問介護事業」「通所介護事業」の３事業を開始。以来、公共性の高い地域福祉の推進と介護保険事業を経営する2つの組織を持つこととなった。
　

１　人に優しいまちづくり事業
　　①三世代交流会事業の実施②納涼福祉映画のつどい開催③中学生及び高校生福祉体験学習の実施
　　④ちびっこ遊園地整備⑤社協だより発行
２　ボランティア活動の振興
　　①地域ボランティア活動推進②ボランティア養成講座の開講③災害ボランティア支援センター立上訓練実施
３　在宅福祉サービス事業
　　①居宅介護支援事業②ホームヘルパー派遣事業③デイサービス事業④ふれあい会食会の開催
　　⑤寝たきり高齢者対象紙おむつ給付事業⑥ふれあい・いきいきサロン事業⑦家庭看護講座の開催
４　障がい者（児）福祉事業
　　①障がい者（児）スポーツ・レクレーションのつどい開催②福祉機器貸出事業③障害児通園施設あさひ学園の　　運営④障害者デイサービスひかりの運営
５　総合相談・調整事業
　　①ふれあい総合相談支援センター事業②地域包括支援センター事業③日常生活自立支援事業
　　④福祉人材バンク無料職業紹介相談⑤生活福祉資金貸付事業
６　その他
　　①福祉展及び介護展の開催②ふれあいセンターの管理・運営③地域福祉活動計画推進事業

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