2005年当時、地元の養護学校（現在の高等支援学校）に通う生徒の卒業後の進路として、地域に受け皿（事業所）がまだまだ足りていない状況にあるとの思いから法人を設立。2006年4月に障がい者デイサービスセンター「みらい塾」を開所しました。障がいをもった方が、自分の住む地域でより良い生活を送ることができるよう『地域生活力を高めよう』をモットーに、近隣の社会資源を積極的に利用する機会を設けるとともに、木工や裁縫などの軽作業で自主製品を制作して販売していました。2007年4月からは法改正に対応して生活介護事業と自立訓練（生活訓練）事業に移行し、作業内容も企業からの受託製品に切り替えたことで、安定的な工賃支給につながりました。2008年12月には、新たに就労継続支援B型事業所「みらい塾上堂分場」を開所し、利用者のステップアップを図っています。また、土日祝日には地域活動支援センターとして、障がいのある方も自己選択・自己決定によってメリハリのある生活を楽しむことができるよう、多様な余暇活動（カラオケ・ボウリング・観光地巡りなど）を提供しています。
※2006年に当事業所が事務局となり「障害者地域生活サポート推進ネットワーク協議会（通称もりきたエコムネット）」を設立。盛岡市北部および滝沢村（現在の滝沢市）エリアの障害福祉サービス事業者のネットワーク協議会として、毎月会議を行う中で地域の課題などを共有しながら、事例研究や職員研修、年1回の学習会を開催し、地域福祉の質の向上を目指しています。

自宅やグループホーム・ケアホームに居住している障がい（主に知的障がい）のある方の通所事業所として、平日は生活介護事業と就労継続支援B型事業、日中一時支援事業を行っています。生活介護事業では「作業（仕事）」を主たる活動に位置づけ、利用者がそれぞれの適正に応じた作業を通じて社会とのつながりをもち、対価として工賃を得ることで充足感を感じていただくとともに、近隣の運動施設や店舗を利用することで、地域との関わりを深める機会としています。就労継続支援B型事業では、受託作業（スプーンやフォークなどの袋詰め）を中心としながら、施設外就労や施設外実習を積み重ね、今年5月からは協力企業との業務委託契約に基づき、スーパーマーケットでの清掃作業に従事する障がい者の付添い支援を行っています。地域活動支援センターとしては、土日祝日の活動メニューを月次で作成して契約者に送付し、申し込み予約を調整したうえで、当日の外出を安全に楽しんでいただけるようプランニングしています。日中一時支援事業では、ご本人やご家族の都合に応じてタイムリーに利用できるよう随時申し込みを受け付けると同時に、『早朝・夕方見守り事業』として事前申し込みによる定期的な利用方法も取り入れています。

実績なし

無