特定非営利活動法人人道の船 陽明丸顕彰会

基礎情報

団体ID

1915125155

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

人道の船 陽明丸顕彰会

団体名ふりがな

じんどうのふねようめいまるけんしょうかい

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

九十年以上も前の大正時代、ロシア革命の内乱と混乱のシベリアに取り残された多数のロシア子供難民を日本船に乗せ、地球をほぼ一周する大航海の末に、親元に送り届けた歴史的事実がありました。
この快挙をなし遂げたのが日本船・陽明丸でした。

船長は「カヤハラ」という名前であったということしかわからず、その後一世紀近くも歴史の闇の中に埋もれていたが、日本側の独自の調査の末に茅原基治という人物であることを発見しました。
また、神戸の船舶王、勝田銀次郎も大きく貢献していたこともわかりました。

大正時代の日本船が係わった、この知られざるヒューマンな歴史的事蹟を発掘、検証し、顕彰を行う日本で唯一の市民団体です。

代表者役職

理事長

代表者氏名

北室 正枝

代表者氏名ふりがな

きたむろ まさえ

代表者兼職

書家 篆刻家 日本篆刻家協会常任理事 能美市観光特使 北枝篆会会長 

主たる事業所の所在地

郵便番号

929-0107

都道府県

石川県

市区町村

能美市

市区町村ふりがな

のみし

詳細住所

福岡町ロ10番地

詳細住所ふりがな

ふくおかまち

お問い合わせ用メールアドレス

jazzpanther7@ybb.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0761-55-1267

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

FAX番号

FAX番号

0761-55-1267

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~20時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

929-0107

都道府県

石川県

市区町村

能美市

市区町村ふりがな

のみし

詳細住所

福岡町ロ10番地

詳細住所ふりがな

ふくおかまち

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2013年2月12日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2013年2月28日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

石川県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

14名

所轄官庁

石川県

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

青少年、教育・学習支援、地域・まちづくり、文化・芸術の振興、人権・平和、国際協力、国際交流、学術研究(文学、哲学、教育学、心理学、社会学、史学)、学術研究(医学、歯学、薬学)、学術研究(複合領域分野、その他)

設立以来の主な活動実績

大正時代、日本船・陽明丸が革命と内乱でシベリアに取り残された多数のロシア子供難民を船に乗せ、地球を一周する大航海の末に、親元に送り届けた歴史的快挙をなし遂げました。
船長は「カヤハラ」という名前であったということしかわからず、その後一世紀近くも歴史の闇の中に埋もれていました。

ところが2009年、訪露した北室理事長が、陽明丸に救われた子供の子孫であるオルガ・モルキナ女史から、この船長の消息についての探索を懇願され、船長を特定することに成功しました。
船長の近い親族も特定され、さらに同船長の貴重な手記の存在も併せて発見されました。

陽明丸事蹟に感動した有志により、2011年7月に任意団体人道の船顕彰会が設立されました。
さらに2013年2月にNPO法人に発展的改組、認証を受けました。
NPOに改組後もさまざまな活動に取り組んできました。
それらの中でも、とりわけ重要なものは下記のとおりです。

2013年10月には第一回顕彰事業開催のため、上記のモルキナ女史をロシアから招聘し、地元及び東京で各種記念イベントを行いました。
2014年9月には、日露親善友好に尽くされている森喜朗元総理(地元能美出身)が、この事蹟に心を打たれ、モスクワで行われた「第2回日本・ロシアフォーラム」において、多くのロシア政財界要人へのスピーチの中で、この陽明丸事蹟を詳しく紹介されました。
2014年10月には、アメリカの歴史学者アデーレ・リンデンマイヤー教授も加わり、第二回顕彰事業を地元能美市と東京で実施しました。能美市では顕彰記念式典と市民交流会を、東京では日本外国特派員協会において「陽明丸日露米交流会議」「陽明丸展」を開催し、併せて合同記者会見も実施しました。
2015年3月には、神戸アーカイブ写真館において「陽明丸 奇跡の大航海
神戸展」を10日間にわたり開催しました。
2015年11月には、聖路加国際大学より特別講師を招き、陽明丸に係わる特別記念講演会を開催しました。また東京のロシア人識者も交えてパネル・ディスカッションも開催しました。
*テーマ「陽明丸の事蹟とは何であったのか、私たちの思い」
2016年11月には、陽明丸事蹟に縁のある神戸市及び笠岡市への視察研修旅行を行いました。
・訪問先: 勝田氏及び茅原船長への墓参、笠岡市役所及び市議会への表敬訪問など。
2017年5月には、北室理事長編著の書籍「陽明丸と800人の子供たちー日露米をつなぐ奇跡の救出作戦」の出版記念講演会を開催しました。
2017年11月には、当事蹟がフジテレビで再現ドラマとして制作され、ビートたけし出演の「奇跡体験!アンビリバボー」で全国に紹介され、多くの反響がありました。
2018年3月には、茅原船長の郷里、岡山県笠岡市議会視察訪問団の受入事業を行いました。
同市議会訪問団6名による当NPOへの視察訪問を受け、一行の能美市長・市議会議長への表敬訪問に理事長が同行しました。
また、陽明丸の顕彰事業について同訪問団と当NPO役員の意見交換会を開催しました。
2018年8月には、当NPOの周知広報のために、動画「NPO法人 人道の船 陽明丸顕彰会を訪ねて」及び「NPO法人 人道の船 陽明丸顕彰会 北室南苑 理事長への特別インタヴュー」を制作し、Youtube で公開しました。



団体の目的
(定款に記載された目的)

経済の長期間の低迷や高齢化少子化現象などから生じる国力の停滞が原因で、まことに遺憾ながら、日本人が自国の誇るべき歴史にあまり思いが至らない、寂しい現実があります。
そのためにも「日本はそれほど捨てたものではない!」という信念を、もう一度、日露米3ヶ国を中心に国内外に向けて発信することが重要なのではないかと考えます。

ゆえに、一億自信喪失に陥りがちな現在の日本人に、「かつて国際連帯と義侠心の双方をこのように自然に発露した、素晴らしい祖先を持っていたこと」の歴史的事実を知っていただくことは大きな意味があることと考えます。

これら、大正期に海という舞台で、高邁な人道主義精神を実践した陽明丸関係者たちの事跡をさらに精査検証し、整理保存してゆくことを通して、日本人の美徳にもう一度日矢が差し込むことを願うものです。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

1.人道の船 陽明丸の事跡に関する調査・検証・分析
2.人道の船 陽明丸の事跡に関する展示公開展
3.人道の船 陽明丸の事跡に関する日露米の関係三ヶ国の人々との国際交流
4.人道の船 陽明丸の事跡に関する出版物等の印刷・配布

現在特に力を入れていること

上記の日常活動に加えて、ロシア・米国・日本の三ヶ国関係者が連携し、この事績についての共同研究を強力に推進しています。
また、発見された歴史的新事実等の公開展示や講演会などを行うことにより、この事績の顕彰活動に務めることにも力点を置いています。
さらに、より多くの人々に知ってもらうため、種々の活字媒体、映像媒体を通して、日本船陽明丸の功績を取り上げてもらうことも重要で、様々な広報活動も進めています。

今後の活動の方向性・ビジョン

上記の力点と併せて、日露米三ヶ国で検証されつつある歴史的な人道救助事蹟に基づき、国際文化交流と友好親善に寄与してゆきます。

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

2013年度より2016年度までの間で、陽明丸顕彰事業の実施に対して、必要な折に概ね7~10万円の石川県からの助成金の交付を受けました。
2014年度は、陽明丸顕彰事業の国際的なイベント実施のために、貴財団より助成金1,490,000円の交付をいただきました。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

ロシア連邦市民、オルガ・モルキナ女史主宰の 「陽明丸に救われた800人の児童子孫の会」 及び米国の同事蹟研究者たち、東京の聖路加国際大学史料室、神戸市文書館等との協力関係にあります。

企業・団体との協働・共同研究の実績

2013年10月、公益財団法人日本記者クラブの主催により。この事蹟に係わる公開記者会見を行いました。
また、今日までNHK国際放送、その他各社の報道番組で度々取り上げられており、その意味でマス・メディアの理解と支援も受けていると解しています。

特に、2013年度以降、中央のテレビメディア各局(テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京)などの取材、ドキュメンタリー番組の制作に協力してきました。
また、その他数多くの報道・出版メディアの取材を受け、記事掲載に協力しました。

2017年4月に発行された、北室理事長編著の書籍「陽明丸と800人の子供たちー日露米をつなぐ奇跡の救出作戦」についても、東京の出版社との提携、協力により実現されました。

行政との協働(委託事業など)の実績

2018年2月には、地元石川県の能美市教育委員会より、小学校の副教材に当事蹟を紹介したいとの要請を受け協力しました。
2018年10月にも、愛媛県の松山市教育委員会より、上記と同様の要請を受け、協力しました。
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財政

最新決算総額

100万円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

最高意思決定機関は総会であり、その下部に理事会、及びその下部に事務局会議が置かれており、各レベルで討議をした後に意思決定がなされています。

会員種別/会費/数

普通会員  2,000円  132人
特別会員  10,000円   2人

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
 
無給 常勤
2名
 
非常勤
5名
7名
常勤職員数
0名
役員数・職員数合計
14名
イベント時などの臨時ボランティア数
50名

行政提出情報

報告者氏名

北室 正枝

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

2220005007537

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

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年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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