特定非営利活動法人老いと病いの文化研究所われもこう

基礎情報

団体ID

1922395395

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

老いと病いの文化研究所われもこう

団体名ふりがな

おいとやまいのぶんかけんきゅうじょわれもこう

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

ホームホスピスわれもこうは、全国ホームホスピス協会から認定を受けた「認定ホームホスピス」です。
私たちは、看取りを行う家族を支援し、これまで暮らしてきた自宅と同じような安心できる“家”と、家族と同じような人数のなかでのスタッフも含めた関係性、暮らしの連続性が可能であることを、「ホームホスピス」という形態で実証し、同時に地域の中に文化として溶け込むことを目指しています。
他県と同様、当熊本県においても、要介護状態の重度化と長期化、家族介護力の弱体化、家族の介護負担の増大が深刻化しつつある状況です。
このような情勢のなかでやむなく《老々介護》の形で残された家族成員が介護の過重負担を強いられる状況にあります。限界集落のみならず、わが熊本市等の地方都市においてさえ、特に残された独居高齢者、老夫婦二人世帯の不安は募るばかりであるにもかかわらず、多人数を収容する公的ないし民間の介護施設の整備は、このような〈介護難民〉の需要増に応えきれていない状況でした。
このような危機的状況に対処するため、内実をともなった地域共生を目指す介護事業のモデルとなる大きな可能性を持ち、同時に弱体化の趨勢にある地域社会の「新たな姿での再建」につながる可能性を持つ地域活性化事業モデルとなるべく、2010年に当NPO法人は設立されました。
われもこうは「家」ですから、介護保険も医療保険も、一人ひとりに合わせたケアプランに沿って使われます。かかりつけ医も訪問介護ステーションも歯医者も、その他のサービスも個々人のニーズに従います。
われもこうのスタッフは、暮らしのパートナーとして、家族に代わって入居者の生活を支えます。

代表者役職

理事長

代表者氏名

竹熊 千晶

代表者氏名ふりがな

たけくま ちあき

代表者兼職

熊本保健科学大学教授

主たる事業所の所在地

郵便番号

860-0065

都道府県

熊本県

市区町村

熊本市西区

市区町村ふりがな

くまもとしにしく

詳細住所

城山薬師2-7-1

詳細住所ふりがな

じょうざんやくし

お問い合わせ用メールアドレス

waremokou@eos.ocn.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

096-329-7833

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

096-329-7877

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

862-0972

都道府県

熊本県

市区町村

熊本市中央区

市区町村ふりがな

くまもとしちゅうおうく

詳細住所

新大江1-27-15

詳細住所ふりがな

しんおおえ

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2010年2月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2010年4月7日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

熊本県

最新決算総額

5,000万円~1億円未満

役員数・職員数合計

20名

所轄官庁

熊本市

所轄官庁局課名

市民局 市民生活部 地域活動推進課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

福祉

 

障がい者、高齢者、保健・医療、教育・学習支援、地域・まちづくり、学術研究(文学、哲学、教育学、心理学、社会学、史学)

設立以来の主な活動実績

設立経緯:本法人は、人間が「老いること」や「病むこと」に対して謙虚に、そして恐れず向かい合い、医療依存度の高い要介護の高齢者であっても、これまで生きてきた人生が尊重され、地域の中で家族と暮らすような安寧な生活を支援することを大きな目的として事業に取り組んでいる。平成22年4月からNPOとしての活動を開始、本当の自宅ではないけれど自宅に近い環境で安心して生活できるように、地域の集落にある空き家を改修し24時間365日のケアを提供している。
代表者略歴:熊本の離島で保健師、沖縄で看護師、横浜で訪問看護などを経て、看護大学の教員として勤務。地域看護、在宅看護領域を指導。地域の中での人々の病気や障害に対する価値観、障害観等をテーマに調査研究し、それを基盤に共同研究者らと法人を設立した。

団体の目的
(定款に記載された目的)

介護の必要な高齢者または障碍者が尊厳をもった人生が送れるような生活支援を行いながら、老いることや障害を持つことに対する日本人のケア文化に関する研究活動を行う。このことにより、地域の中で高齢者や障碍者が最期まで安寧に住むことのできるケア・システムを持ったまちづくりに寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

要介護高齢者やターミナル療養者の生活支援事業
高齢者や障碍者ケアに関する研究・研修事業
介護保険法および障碍者自立支援法に規定する訪問介護、訪問看護、通所介護、短期入所生活介護等の指定居宅サービス事業
介護保険法および障碍者自立支援法に規定する居宅介護支援事業
地域交流事業

現在特に力を入れていること


今後の活動の方向性・ビジョン

「われもこう新大江」の再開と新事務所の開設を経て、熊本市で特に介護が必要な高齢者向けホームホスピスの拡充と安定運営化を進める。
われもこう各支所がその地域でオープンなゲートキーパーとして地域住民と繋がり、各地域の看取り文化の再生・転化・定着を図りつつ、新たな文化の創成に貢献する。

定期刊行物

団体の備考

地域交流事業は、ホームホスピスの重要な事業の一つです。われもこうでは、毎年以下のような地域交流活動を継続しています。
近隣との地域交流(花見、コンサート、もちつき等)
認知症徘徊模擬訓練計画を地域ぐるみで策定
災害時の避難訓練も同様、自治会長、公民館長、民生委員らと話し合い
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

・ニッセイ財団、「地方都市における“終の棲家”としてのホームホスピスの可能性」、700万、H23年~平成26年(3年間)
・熊本保健科学大学学内研究助成、「NPO法人ホームホスピスにおけるケア実践と地域のケアシステムのモデル構築」、150万円、H22年~H24年(3年間)
・熊本保健科学大学学内研究助成(海外研修)、CREATING A CHOICE FOR ELDERS WHO NEED PRIMARY NURSING CARE, TO LIVE AND DIE AT “HOME LIKE” ENVIRONMENT: “HOME AND HOSPICE” 、30万円、H25年(1年間)

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

全国ホームホスピス協会と協働で、ホームホスピス推進委員会を立ち上げ、ホームホスピスガイドライン作成を推進しました。
全国ホームホスピス協会理事の一員として活動を継続しています。
熊本市の地域活動の一環として、看護協会、熊本市保険司会、熊本市高等学校教育研究会看護師部会等と協働して、講演会やシンポジウムを開催しています。

企業・団体との協働・共同研究の実績

様々な外部団体と協働して研修の実施・視察を受け入れています。
タイコンケン大学、韓国テグ大学、中央大学、本渡東民生委員、活水女子大学、熊本大学医学部医学科、熊本市教職員女性管理者研修

行政との協働(委託事業など)の実績

・文部科学省科学研究費(基盤研究C)、「要介護者を抱える家族と“終の棲家”としてのホームホスピス」、384万円、H23~H26(4年間)
・文部科学省、「地域文化に根ざすNPOホームホスピスの公共性と持続可能性」、325万、H27~H29(3年間)