理事長自身の認知症介護経験時に若年性認知症の家族の方と出会う。
若年認知症者は生活背景など認知症高齢者とは違った多くの困難がある事を知る。
その当時から現在に至るまで、適正なサービスや支援が地域には、ほとんど無いのが現状である。
発足当時は川崎市には若年性認知症者の存在すら多くの住民は認知していない時代で、
本人・家族が地域で孤立していた。なんとかできないものかと支援の必要性を強く感じ、
川崎各区の認知症介護家族の会に呼びかけて若年認知症支援団体　「ぐるーぷ麦」を発足し、
現在に至る。
２００５年　若年認知症支援　「ぐるーぷ麦」　発足
２００６年　多摩区協働事業・若年認知症を知る事業
２００７年　高津区協働事業・もの忘れ地域ネットワーク事業
２００８～２００９年　高津区協働事業推進継続事業
２００９年　特定非営利活動法人設立
２０１０年　ユニヴァーサルスペース　ｂ－ｃａｆｅ麦　開設
２０１１年　通所介護事業
２０１６年　神奈川県協働事業　（若年認知症専門支援モデル事業開始）
代表者は姑の介護をするまでは福祉には無縁であったが、介護をきっかけに
若年認知症の困難さを知って団体を立ち上げた。
資格　全日本カウンセリング協会の認定カウンセラー。

① 認知症介護家族に対する支援・相談に関する事業
家族交流会の実施　（年間５回）　　１７回実施
　個別相談　随時
② 認知症や認知症予防の理解促進に関する事業
　講演　　認知症家ケア学会発表　　地域住民対象健康麻雀
③　神奈川県との協働事業　「若年認知症専門支援モデル事業」
　　　今年度は若年認知症に適したショートステイの企画・セミナ－等
　　　平成２８年４月よりスタート（５ヵ年計画）。
④　介護保険法に基づく通所介護事業
若年認知症者に特化した通所介護事業の実施
　　　月・火・水・木・土　　週に５日営業
⑤　　中鎖脂肪酸モニター事業
日清オイリオ（株）との共同研究
認知症に対する中鎖脂肪酸油の効果などを研究
　　　

①現在川崎市高津区での活動をベースに、神奈川県との協働事業を並行して行うこと。
②県協働事業で若年認知症者の抱える課題に対する支援を洗い出し、
　その解決に向けた活動を一つ一つ推進すること。
③若年認知症者が利用できる適正なショートステイ、グループホームを作ること。
④若年認知症の方が不安を持つことなく、生きがいを持ち、幸せを感じられる居場所づくりや、
　ワンストップで支援につなげられる拠点を作り上げること.

２０１４年　日清オイリオ（株）との共同研究　
２０１５年　日清オイリオ（株）との共同研究　（認知症ケア学会で発表）
２０１６年　日清オイリオ（株）との共同研究　（認知症ケア学会で発表）

無

 

 

 

 

2011年5月1日

条例指定