法人設立は、柏崎市で障害者の就労訓練の喫茶「めぐ」と刈羽村で同様の活動を行っている「夢工房」が共同で立ち上げた法人で、スタートは行政からの補助金で運営していた。その後、市町村の地域活動支援センターⅢ型事業の助成で運営していた。
　平成２４年4月より法人の事業安定化とご利用の障害者の支援強化のために、障害者自立支援法の法定福祉事業就労継続支援B型事業所となる。事業の形態は主たる施設喫茶「めぐ」定員20名（柏崎市）、従たる施設「夢工房」定員20名である。
　初代理事長は、障害者施設の役員経験もある地元の当時の自治会長が就任、NPOの立ち上げからご苦労をいただいた。現理事長は、刈羽村の出身で、工業用ポンプの管理職を経て刈羽村の社会教育センター理事長も務められている。

　当法人では、障がい者の種別を問わず、知的障害を中心に精神障害、身体障害の方で働きたいという方の支援を行っている。現在喫茶「めぐ」には１６名、夢工房には１４名の方が登録している。
　喫茶「めぐ」では、ランチの提供を中心に惣菜の販売、弁当の注文販売を行い、昨年から地域の高齢者や独居高齢者世帯の除草や援農活動も行っている。
　「夢工房」では、段ボール、空き缶のリサイクル回収、農業（畑、ハウス栽培、マイタケ栽培、梅干し作り、漬物作りなど）、トイレットペーパーの包装、受注品（ストーブ製造メーカーの部品組み立てを行っている。

　夢工房は、ワークステージ立ち上げから苦楽を共にしてきたが、刈羽村初の独自福祉系NPOの立ち上げ準備中で、本年１０月の開設の目途が立ってきている。

ことになし。

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