特定非営利活動法人特定非営利活動法人 潮騒ジョブトレーニングセンター

基礎情報

団体ID

1961908199

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

特定非営利活動法人 潮騒ジョブトレーニングセンター

団体名ふりがな

とくていひえいりかつどうほうじん しおさいじょぶとれーにんぐせんたー

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

潮騒JTCは全国に約70カ所にまで拡大したダルク(薬物依存症民間回復施設)の関連施設だが、これまでのダルクがほとんど取り組めなかった入寮者の職業訓練・就労支援に特化した活動をしているのが特徴。その活動は、まだ始まったばかりだが、他ダルクよりもアルコール依存症者が多く、彼らの多くが薬物依存症者とは異なって、過去に社会において一定の就労経験があり、社会常識にも触れてきたので就労に向けた客観条件や環境が整えば、施設での回復状況を見ながら社会復帰を意識した就労支援に道が開けることが考えられる。こうした取り組みは、鹿島灘に面した鹿嶋地域の比較的温暖な気候と平地が多い地理条件や歴史ある風土、素朴な人間関係などが有利な下支え要素として考えられる。

代表者役職

理事長

代表者氏名

栗原 豊

代表者氏名ふりがな

くりはら ゆたか

代表者兼職

施設長

主たる事業所の所在地

郵便番号

314-0006

都道府県

茨城県

市区町村

鹿嶋市

市区町村ふりがな

かしまし

詳細住所

宮津台210-10

詳細住所ふりがな

みやつだい

お問い合わせ用メールアドレス

siosai2010@yahoo.co.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0299-77-9099

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

8時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

時間外の連絡も応対します。

FAX番号

FAX番号

0299-77-9091

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

時間外の連絡も応対します。

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2008年9月15日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2009年12月8日

活動地域

複数県

中心となる活動地域(県)

茨城県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

15名

所轄官庁

茨城県

所轄官庁局課名

生活環境部県民運動推進室
このページの先頭へ

活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

青少年、障がい者、高齢者、福祉、保健・医療、地域・まちづくり、災害救援、人権・平和、経済活動の活性化、就労支援・労働問題、助成活動

設立以来の主な活動実績

米国をはじめ世界各国で取り組まれている、アルコール・薬物・ギャンブル依存症等の回復を目指す回復プログラム(12ステップ)を活用した1日3回のミーティング(施設内で午前、午後の2回と夜の自助グループのミーティング)ををはじめ、ソフトボールやジムでの体力づくりプログラム、食堂でのB型就労支援、地域ニーズによる簡単な住宅の建築補助や塗装作業、造園・土木・庭木剪定作業、除草作業、地元遺跡の発掘サポートなどの仕事プログラム(ボランティア作業)職業訓練通じ、入寮者が依存物から離れた生活、依存物がなくとも生活し、社会復帰できるような心身づくりをめざし活動している。現在までに70人以上が入所し、各種プログラムや職業訓練を通じ、依存症からの回復を図り、新たな技術を身に着け、社会復帰に向け活動を継続している。また入寮者の親族からなる月一度の家族会で、入寮者の動向を伝えるほか、依存症の学習会なども推進する。施設内での活動のほか、入寮者やスタッフは、刑務所や病院における薬物・アルコール乱用防止活動の講演活動にも月2回のペースで実施。当施設初のソフト事業として、茨城県人権啓発活動等委託事業を受けての、入寮者の回復証言を集めた冊子「この熱い魂を伝えたいんだ!!」を編集・発行。県内の中高校、保健施設、教育委員会などに広く配布。薬物依存症が「病」であることや、依存症の実像を広く伝えることに寄与した。現在同冊子は茨城県立図書館などにも所蔵されている。

団体の目的
(定款に記載された目的)

薬物・アルコール依存症者並びにそれによる後遺症者らに対し、依存症からの回復、自立生活の実現、社会復帰、社会参加の促進に関する支援及び依存症者に対する社会的地位の向上と増進に寄与することを目的とする。「保健、医療、または福祉の増進を図る活動」「社会教育の推進を図る活動」「職業能力の開発または雇用機会の拡充を支援する活動」「人権の擁護、又は平和の推進を図る活動」。また上記の目的を達成するため、特定非営利活動にかかわる事業として「依存症者並びにそれによる後遺症者の人々への回復プログラム提供にかかわる事業」「依存症者並びにそれによる人々への職業訓練及び就労にかかわる事業」「依存症者の人々並びにそれにその家族の為の相談、援助にかかわる事業」「依存症者並びによる後遺症者の社会参加の為の地域交流にかかわる事業」「地域社会への予防、再使用防止に関する事業」を行う。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

薬物・アルコール・ギャンブル依存症からの回復を目指した、施設内、外部公共施設を活用してのミーティング、農業、土木、庭師、食堂、介護職、などの職業訓練活動による入寮者の社会復帰への推進、地域へのボランティア活動、ソフトボール、ウォーキングなどを通じた体力向上を目指すプログラム。県内外の病院、学校、刑務所、保健施設での薬物乱用防止にかんする入寮者らの講演活動、電話での相談業務、家族会の実施など。女性専用シェルター施設運営・就労支援B型事業・高齢者向け小規模デイサービス事業など。2018年には潮騒アディクションビレッジ会館の2階にはまなすクリニック(精神科)がopenし医療への連携がいままで以上に充実し手厚いサービスが提供できるようになりました。

現在特に力を入れていること

「ジョブトレーニングセンター」の名前の通り、本施設において一定の回復をみた入寮者が社会復帰して自立した生活ができるよう、各種の職業訓練プログラムと地域での就労支援のネットワークづくりに力を入れている(2011年度新規事業として選定された製薬会社のファイザープログラム事業としての取り組み)。これは、薬物・アルコール・ギャンブル依存症者が施設が提供するプログラムを実践することで一定の回復をみた入寮者を対象にして、希望者に各種の職業訓練を行うのもので、地域の特性を生かして農業を中心とした作業療法を採り入れている。具体的には、支援者より田畑の提供を受けて耕作し、農作物(しいたけ、水稲、さつまいも等)を生産する自給自足プログラムを実施している。野菜栽培や稲作を通じて、自ら食するものは自ら栽培する活動を実施。食物を生育する難しさ、収穫の喜びを体得している。2014から就労支援B型事業所の認定をいただき、今まで以上に農業関係に力を入れられるようになりました。人力だけでは無理が生じるので、トラクターなど中古ではありますが安い値段で支援者から譲っていただき、機械の力も借りながら毎日土いじりを行っております。作業リーダー始め何名かの職員と農業大学に通い、技術習得にも力をいれております。
一年通して野菜が作れるように前年度より場所を拡大し広範囲での野菜、米作りを行っていこうと考えております。数年前から青パパイア作りを始めました。毎年大きく育っております。

今後の活動の方向性・ビジョン

潮騒JTCの入寮者も最近では依存薬物の多様化傾向と病院での処方薬依存者が増え、従来の回復プログラムに取り組めない人たちが増えている。また、社会の動向を反映して高齢化、精神疾患などを併発した重複障害者も急増しているほか、悩まし問題として入寮者やその家族が自力で入寮経費を負担できない状況がほとんどで、勢い生活保護に頼る形となっている。折から国家財政が疲弊する中、生活保護の見直しが必至となる情勢で、従来のように生活保護頼りの施設運営が立ち行かなくなる不安が現実のものとなってきた。それでなくても潮騒JTCはダルクの中では後発であり、キリスト教会の支援や献金、公的な助成が得られにくいため、潮騒では鹿嶋地域全体を依存症村と位置づけ、デイ&ナイトケア、老人施設、女性向け施設、老人施設、医療付きケア施設の各総合的な受け皿の整備を「アディクションビレッジしおさい」として実現していく壮大な構想を抱いている。時代の変化をとらえ、依存症者がこの地で一生を終えられるような地域完結・自立型の施設を目指している。
2014年からは就労支援B型事業所の登録がされ、農業に特化した就労支援が行えるようになりました。それに伴い、就労支援の一環とし、自分達の作った野菜を提供できる食堂「おらげのかまど」をオープンする事になり、食堂スタッフも皆当施設で回復した人で運営しております。依存症者の自立の場になれば良いと感じております。今後は医療付デイケアが確立されれば先に書きましたアディクションビレッジ構想が一歩近づくと感じております。

定期刊行物

ニュースレター「潮騒通信どっこい生きてます」を月刊体制で約1000部発行している。A4版12ページ(白黒印刷)。潮騒JTCの活動の様子や関連施設や入寮者の回復状況などを随時に反映した誌面づくりに努力している。毎回、従来の福祉施設のニュースレターの枠を超えた斬新な内容として読者から好意的な反応が寄せられ、手ごたえを得ている。誌面には、栗原施設長の時事問題に言及したエッセイ(巻頭言)をはじめ、四季折々の活動(日帰り旅行など)、入寮者の回復物語、ダルク創設者の近藤恒夫氏の連載、受刑者からの便り、俳句や短歌の文芸コーナーなど多彩な企画記事をビジュアル編集して訴求力ある誌面に努めている。

団体の備考

このページの先頭へ

協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

●中央共同募金会の助成を受けて主に薬物依存症者が入寮している潮騒リカバリーホームの入浴施設を整備した(2010年)。
●同じく中央共同募金会の助成で本部施設の和室の一部修復を行った(2011年)
●ファイザープログラム 心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援からの助成(2012)に受け当施設のジョブトレーニング、主に農業を確立し、自分たちの事は自分たちでを合言葉にお米・野菜を作ることに成功しました。(2013)も継続で2年連続の助成を受ける事ができ、今年は今人気の青パパイヤ作り・作った野菜の販売に成功しました。(2014)も継続で三年に渡り助成を受け、一定の成果を挙げられた。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

本施設がミーティングなどの自助活動やパソコン研修、月例家族会の開催などに利用している、近くの鹿嶋市まちづくり市民センターの市民活動祭り(「て~ら祭」)の運営に参加・協力しているほか、同施設の清掃ボランティア(不定期)に協力している。
全国のダルク(日本ダルク・横浜ダルク・川崎ダルク・市原ダルク・君津リカバリーフォーム)などと連携を図り、依存症からの回復に取り組んでいる。

企業・団体との協働・共同研究の実績

●3・11東日本大震災(2011年3月)で鹿嶋市も被災地となったことから、入寮者のマンパワーを活かして鹿嶋市役所での給水ボランティアをはじめ、民間の家屋や寺院のがれきの後片づけ、地元の被災者のために施設の入浴施設を開放するボランティア活動を行った。

●ファイザー株式会社主催の「ファイザープログラム~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」の2011年度新規助成の対象団体に選ばれ、2012年の1年間(1月~12月)を助成期間として「薬物・アルコール依存症者の自立支援および就労プログラム開発モデル事業」に取り組んでいる。

行政との協働(委託事業など)の実績

●2010年から、潮騒施設前の市道(しおさいフラワーロード約1・2キロメートル)のロードサイド花壇の整備に協力し、初夏にマリーゴールドやベゴニア、サルビアなど合計約6000ポットを植え、水やりなどをして沿道にカラフルな花を咲かせている(鹿嶋市との協働)。

●2010年度茨城県人権啓発活動等委託事業として、人権啓発冊子「この熱い魂を伝えたいんだ~薬物・アルコール依存症の回復証言」(B5版34ページ)を合計1000部発行、県内の市町村、保健所、精神科病院、福祉施設、学校、全国のダルクなどに配布した。
●鹿嶋市の市民参加の最大イベントである「かしま祭り」にも毎年参加して、依存症問題の地域理解を促す独自企画を実施し、イベントを盛り上げている(鹿嶋市との協働)。
●野菜作りも成果があがり、JA共済に野菜を下している。お付き合いの中でJAのイベント時などには太鼓演舞などを披露させていただいている。
●依存症の高齢化に伴い行政と協力して一人一人の問題を解決している。
このページの先頭へ

財政

最新決算総額

1億円~5億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算 2025年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2023年度(前々年度)決算 2024年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
このページの先頭へ

組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
4名
8名
非常勤
2名
1名
無給 常勤
7名
0名
非常勤
7名
0名
常勤職員数
20名
役員数・職員数合計
15名
イベント時などの臨時ボランティア数
30名

行政提出情報

報告者氏名

栗原 豊

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

認定有無

認定あり

認定年月日

2009年12月8日

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

このページの先頭へ

添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2024年度(前年度)
 
 
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
 
 
2021年度
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2025年度(当年度)
 
 
2024年度(前年度)
 
 
2023年度(前々年度)
 
 
2022年度(前々々年度)
 
 
2021年度
 
 

PDFをご覧になるには、Adobe社の Adobe Reader が必要です。Adobe社のサイトより無償でダウンロードできます。
Adobe Reader のダウンロードはこちら