介護保険法による居宅サービスと障害者自立支援法による介護サービスを行う介護保険事業者「ＮＰＯ総ぐるみ福祉の会」として介護事業を行う傍ら、地域の高齢者のためのたまり場「日限山荘」を運営、さらに地域の高齢者を対象とした医療講演会、音楽会、趣味の集いなど幅広いテーマの催し物を主催するなど、地域の高齢者の交流や介護に一役買っている。

沿革：平成１４年３月、横浜市港南区日限山地区で、老後を「遠い親戚」ではなく地域に住む気心の知れた「近くの他人」同士が集まって、ボランティア精神で助け合いながら幸せな老後を送ろう、という旗印を掲げ、福祉に関心のある地元の有志でNPO法人をスタート。7月、神奈川県より「特定非営利活動法人総ぐるみ福祉の会」として認証される。10月、初のイベント「講演会とお食事会」を開催。11月、県より「指定居宅介護サービス事業者」（事業所番号:1473100442）に認定される。
平成15年4月、機関紙「総ぐるみ新聞」を発行、現在92号を数える。11月、日本財団より「福祉車両」１台を助成される。この年、講演会を2度開催。12月、指定居宅支援事業者に指定される（現在は障害者自立支援法に基づく指定障害福祉サービス事業者）。
平成16年5月、集いの場「日限山荘」をオープン。その後、同荘の活動は行政から「わが街ひぎり・いきいき幸せプラン」の“たまり場”の一つとして認定された。5月医療講演会を開催。ホームページを立ち上げる。
平成17年11月、改正介護保険法をテーマとした講演会を開催。12月、福祉有償移動サービス（80条認可）の申請が受理され、福祉有償移動サービスをスタート。
平成18年。この年は1月を皮切りに医療講演会を5回開催、各種老人施設などの施設見学会をスタートさせる。また座談会形式で、会員各自が体験談や趣味について語る「座談会」もこの年から活発に行うようになった。なお、各種催し物の講師などは可能な限り地元に縁のある方を起用している。
平成19年10月、設立5周年記念式典を開催。記念誌『５YEARS』を発行。
平成20年7月、西洗納涼大会に模擬店を出店。会員の手作り品などを販売。
平成21年11月、日本財団の助成により日限山荘にトイレ増設。
平成22年11月、歩行が困難な高齢者を評判のスポットに案内する「お出かけサポート」を実施、第1回は「大船フラワーセンター」を訪問。
平成23年3月、日限山４－４５－１０に新事務所をオープンし、ここを介護保険事業の事業所とする。
平成24年4月、新事務所を活用して新企画「男の料理」をスタートさせる。11月、設立10周年記念式典を開催。記念誌『「総ぐるみ」新聞で見る10年の歩み』を発行。

1.介護事業
介護保険法による訪問介護及び介護予防訪問介護事業に関するサービス、福祉有償運送サービス、介護保険法対象外の居宅介護サービス
2.たまり場「日限山荘」の運営事業
ボランティア活動を前提とした「食事会」「健康体操」「各種教室」「配食サービス」など
なお、「日限山荘」は横浜市港南区の「ひぎり地区地域福祉保健計画」（わが街ひぎり・いきいき幸せプラン）における身近な拠点として行政からも認められている。
3.住民参加による催し物の主催と運営
地元の自治会館を開場とする講演会や音楽会など、事務所で行う「男の料理」「コーヒー店」など
4.その他
地域の各種福祉団体との交流と連携に基づいた福祉活動

終末医療が在宅へ向けられている現状から、訪問介護の中で通院介護のニーズがますます増えていくと推測される。その反面、通院介護は手間がかかり収益性は高くない。利用者のために、この課題を克服し、環境を整備してうまく対応できるよう心がけていきたい。

正会員数86名、普通会員数50名（2013年3月現在）
介護事業の活動範囲は主として横浜市港南区・戸塚区とその周辺
なお、登記簿上の所在地は横浜市港南区日限山４－４４－２３だが、２０１１年３月に現在地に新事業所をオープンした。

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港南区社会福祉協議会

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2002年7月25日

条例指定

収支計算書

入会案内パンフレット